2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問35 (ユニットD 問35)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問35(ユニットD 問35) (訂正依頼・報告はこちら)
- 保温するダクトが防火区画を貫通する場合、貫通部の保温材はロックウール保温材とする。
- 送風機の接続ダクトに取り付ける風量測定口は、送風機の吐出し口の直近に取り付ける。
- フレキシブルダクトは、吹出口ボックス及び吸込口ボックスの接続用に使用してもよい。
- 共板フランジ工法ダクトの施工において、クリップ等のフランジ押え金具は再使用しない。
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この過去問の解説 (2件)
01
ダクト及びダクト附属品の施工に関して、
該当しないものを選択する問題です。
1.保温ダクト防火区画貫通時は、
貫通部保温材をロックウール保温材とします。
埋め戻しにおいてもグラスウールよりも耐火性に優れた、
ロックウール保温材を充てんする必要があります。
2.送風機接続ダクトに取り付ける風量測定口は、
送風機吐出し口の直近ではなく、下流側に設けます。
3.フレキシブルダクトは、
振動や配管時のダクトのずれにも対応できるため、
吹出口・吸込口ボックスの接続用に多く利用されます。
4.共板フランジ工法ダクトの施工において、
フランジ押え金具は再使用しません。
接続がきちっとなされない場合がある他、
漏気の原因となります。
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02
ダクト及びダクト附属品の施工に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
建築基準法施行令第112条第21項(防火区画)
防火区画等をダクトが貫通する場合は、貫通部とダクトとの隙間に、モルタル又はロックウール保温材を充塡します。
また、保温が必要なダクトの場合は、貫通部の保温は、ロックウール保温材によるものとします。
誤
送風機の接続ダクトに取り付ける風量測定口は、風量調整ダンパーの後の、気流が整流されたところに取り付ける。
風量調整ダンパーは、気流が整流されたところに設け、正確に求めるためには、ダクト幅の8倍以上の直線部の後の整流部に設けます。
風量測定口は、風量調整ダンパーの後の、気流が整流されたところに設けます。
正
問題文の内容通りです。
フレキシブルダクトは、ダクトと吹出口チャンバーとの接続、防振性が必要な箇所などに使用されます。
また、シーリングディフューザー形やパン形の場合のダクトとの接続は、ボックスとフレキシブルダクトで行われます。
正
問題文の内容通りです。
共板フランジ工法は、ダクト本体を成型加工してフランジとし、4隅のボルト・ナットと専用フランジ押さえ金具(クリップ)で接続します。
クリップは、ばね効果でフランジ押さえ込みますが、一端外すと、ばね効果が弱まるため、再使用はできません。
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