2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問38 (4 問38)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問38(4 問38) (訂正依頼・報告はこちら)

渦巻きポンプの試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 膨張タンク等から注水して、機器及び配管系の空気抜きを行う。
  • 吸込み側の弁を全閉から徐々に開いて吐水量を調整する。
  • グランドパッキン部から一定量の水滴の滴下があることを確認する。
  • 軸受温度が周囲空気温度より過度に高くなっていないことを確認する。

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この過去問の解説 (2件)

01

渦巻きポンプの試運転調整に関して該当しないものを選択する問題です。

1.膨張タンク等から注水後、機器・配管系の空気抜きを行います。

2.吸込み側ではなく、吐出し弁を全閉にし徐々に弁を開き吐水量を調整します。

3.グランドパッキン部から一定量の水滴の滴下がないと、

 グランドパッキンの焼付き、主軸の摩耗につながる可能性があります。 

4.軸受温度は、周囲の温度より過度に高くなっていないか確認します。

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02

冒頭

渦巻きポンプの試運転調整に関する問題です。

 

渦巻きポンプの試運転調整は、次のステップで進めます。

 

1) 軸受の注油を確認します。

2) ポンプを手で回し、回転ムラのないこと、グランドパッキンの締付け状態の確認をします。

3) カップリングの水平度を確認します。

4) 呼び水じょうごより注水し、エア抜きして満水とします。

5) 吐出弁を閉めて、瞬時起動させて回転方向を確認します。

6) 吐出弁を徐々に開き、流量計で電流値に注意して規定水量の調節します。

(流量計がないときは、試験成績書の電流値を参考とします)

7) グランドからの水滴滴下が適切かをチェックします。

8) 軸受温度を確認し、周囲空気温度より40℃以上高くないことを確認、対応します。

9) 異常音、異常振動の有無をチェックします。

10) キャビテーションやサージング現象が起こっているかどうかを確認、調整します。

選択肢1. 膨張タンク等から注水して、機器及び配管系の空気抜きを行う。

問題文の内容通りです

 

冒頭解説の(4)に該当します。

選択肢2. 吸込み側の弁を全閉から徐々に開いて吐水量を調整する。

吐出側の弁を全閉から徐々に開いて吐水量を調整する

 

冒頭解説の(6)に該当します。

選択肢3. グランドパッキン部から一定量の水滴の滴下があることを確認する。

問題文の内容通りです

 

冒頭解説の(7)に該当します。

選択肢4. 軸受温度が周囲空気温度より過度に高くなっていないことを確認する。

問題文の内容通りです

 

冒頭解説の(8)に該当します。

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