2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問42 (5 問42)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問42(5 問42) (訂正依頼・報告はこちら)

建築設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
  • 排水のための配管設備の末端は、公共下水道、都市下水路その他の排水施設に排水上有効に連結しなければならない。
  • 排水管を構造耐力上主要な部分を貫通して配管する場合、建築物の構造耐力上支障を生じないようにしなければならない。
  • 給水管をコンクリートに埋設する場合、腐食するおそれのある部分には、その材質に応じ有効な腐食防止のための措置を講じなければならない。
  • 雨水排水立て管は、通気管と兼用し、又は通気管に連結することができる。

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この過去問の解説 (2件)

01

建築設備に関して、建築基準法上該当しないものを選択する問題です。

1.排水のための配管設備末端は、

 公共下水道、都市下水路その他の排水施設に、

 排水上有効に連結しなければなりません。

2.排水管を構造耐力上主要な部分を貫通して配管する場合、

 建築物の構造耐力上支障を生じないようにする必要があります。

3.給水管をコンクリートに埋設する際、

 腐食のおそれがある箇所には、

 その材質に応じ有効な腐食防止措置を講じなければなりません。

4.雨水排水立て管は、

 通気管と兼用し、又は通気管に連結してはいけません

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02

「建築基準法」上、建築設備に関する問題です。

選択肢1. 排水のための配管設備の末端は、公共下水道、都市下水路その他の排水施設に排水上有効に連結しなければならない。

問題文の内容通りです

 

「建築基準法施行令第129条の2の4(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)」

第3項

【 建築物に設ける排水のための配管設備の設置と構造は、第1項の規定の他、次の定めによります。

1) 排出する雨水や汚水の量と水質に応じ、有効な容量・傾斜・材質とします。

2) 配管設備には、排水トラップ、通気管等の設置などの衛生措置を取ります。

3) 配管設備の末端は、公共下水道・都市下水路・他の排水施設に対し、排水上有効に連結します

4) 汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造ります。 】

選択肢2. 排水管を構造耐力上主要な部分を貫通して配管する場合、建築物の構造耐力上支障を生じないようにしなければならない。

問題文の内容通りです

 

「建築基準法施行令第129条の2の4(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)」

第1項第2号

【 建築物に設ける給水・排水・他の配管設備の設置及び構造は、次の定めのよります。

1) コンクリートへの埋設で腐食のおそれがある部分には、材質に応じて有効な腐食防止措置を講じます。

2) 構造耐力上、主要な部分を貫通して配管する場合は、建築物の構造耐力上支障を生じないようにします。 】

選択肢3. 給水管をコンクリートに埋設する場合、腐食するおそれのある部分には、その材質に応じ有効な腐食防止のための措置を講じなければならない。

問題文の内容通りです

 

「建築基準法施行令第129条の2の4(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)」

第1項第1号

【 建築物に設ける給水・排水・他の配管設備の設置及び構造は、次の定めのよります。

1) コンクリートへの埋設で腐食のおそれがある部分には、材質に応じて有効な腐食防止措置を講じます

選択肢4. 雨水排水立て管は、通気管と兼用し、又は通気管に連結することができる。

雨水排水立て管は、通気管と兼用し、又は通気管に連結することができない

 

「建設省告示第1597号(建築物に設ける飲料水の配管設備及び排水のための配管設備の構造方法を定める件)」

第2 1 配管 ハ

雨水排水立て管は、汚水排水管や通気管と兼用、これらの管との連結をしない。 】

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