2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)後期
問11 (ユニットB 問11)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)後期 問11(ユニットB 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- 開放式膨張タンクの容量は、装置全水量の膨張量から求める。
- 開放式膨張タンクにボイラーの逃がし管を接続する場合は、メンテナンス用バルブを設ける。
- 密閉式膨張タンクは、一般的に、ダイヤフラム式やブラダー式が用いられる。
- 密閉式膨張タンク内の最低圧力は、装置内が大気圧以下とならないように設定する。
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この過去問の解説 (2件)
01
膨張タンクに関する設問です。
正しいです。装置全水量の膨張量の1.5~2倍程度がタンクの容量となります。
誤りです。逃し管は膨張時に温水が膨張タンクに流れますので、バルブ(弁)が設けられていて、なおかつ閉まっていると装置が壊れてしまいます。
正しいです。ダイヤフラム、プラダーとも、密閉式タンク内で水と空気を隔てる壁の役割を果たしています。
正しいです。密閉式タンクが大気圧(外の気圧)以下になると、外気中のホコリなどが混入する可能性があるため、大気圧以上にします。
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02
温水暖房における膨張タンクに関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
開放式膨張タンクは、温水や給湯装置内で膨張した量を、膨張管を通して、大気に開放されたタンクに受けるタンクです。
誤
開放式膨張タンクにボイラーの逃がし管を接続する場合は、メンテナンス用バルブを設けてはいけない。
ボイラーに逃がし弁や安全弁を設けず、それらに変えて逃がし管を取り付ける場合は、その途中にバルブを取付けてはいけません。
正
問題文の内容通りです。
密閉式膨張タンクは、温水や給湯装置内で膨張した量を、タンク内のゴム製ベローズやブラダの中に、封入された空気の圧縮性によって吸収します。すなわち、空気室側に膨らみます。
空気室の圧力は、配管系の最大膨張量が計算できるため、はじめから調整できます。
ベローズを使うのが、ベローズ式密閉式膨張タンクで、ブラダを使うのが、ブラダ密閉式膨張タンクです。
正
問題文の内容通りです。
運転装置内の圧力は正圧(大気圧状態)に保ち、空気の吸込みや配管系内温水の蒸発を防止します。
また、配管系の圧力を保持するために、密閉式膨張タンクでは、タンクの位置から装置の最高場所までの高さに相当する圧力に、空気抜きに必要な圧力 10~30 kPa(水柱1~3m)を加えた圧力を、最低必要圧力とします。
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