2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)後期
問12 (ユニットB 問12)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)後期 問12(ユニットB 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
- ガスエンジンヒートポンプ方式は、一般的に、デフロスト運転は不要である。
- インバーター制御のものは、高調波対策を考慮する必要がある。
- 冷暖房能力は、外気温度、冷媒管長、屋外機と屋内機の設置高低差等により変化しない。
- 省エネルギー性能の評価指標には、APF(通年エネルギー消費効率)がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
パッケージ型エアコンに関する設問です。
正しいです。「ガスヒーポン」とも呼ばれますが、エンジンの排熱で圧縮器を作動させるので、寒冷地でもすぐ使用できるのが特徴です。デフロスト運転とは霜取り運転のことです。
正しいです。インバーター機器使用中は高調波(電気の周波数のひずみ)が発生することがあります。
誤りです。同じ設定温度であれば暑い日と涼しい日で必要な能力が異なるのがわかりやすい例です。また、冷媒管の長さや室内機・室外機の高低差は機種ごとに制限があります。
正しいです。APF(通年エネルギー消費効率)とは、運転効率を数値化したもので、エアコンのカタログに機種ごと表示されています。
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02
パッケージ形空気調和機に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
ガスエンジンヒートポンプは、圧縮機の駆動器としてガスエンジンを使用し、エンジン排ガスや冷却水からの廃熱の回収のため、熱交換器と搬送装置を備えています。
ガスエンジンヒートポンプは、ガスエンジンの廃熱によって暖房している、霜がつかず、デフロスト運転(霜取り運転)は不要です。
正
問題文の内容通りです。
インバータ制御の留意点の1つとして、電源部ではサイリスタによる電流採暖のため、高調波が発生し、電源ラインに大きなノイズが起こる原因となり、電子機器の誤動作や進相コンデンサの発熱などの要因となるため、フィルター設置などの高調波除去対策が必要です。
誤
冷暖房能力は、外気温度、冷媒管長、屋外機と屋内機の設置高低差等により変化する。
空気調和設備に関わるエネルギーの効率評価
・外気取り入れに関する評価
・熱搬送設備に関する評価(室外機設置場所、室外機と室内機の配管長さなど)
・熱源機器の効率に関する関する評価
正
問題文の内容通りです。
APFは、通年エネルギー消費効率で、冷房期間総合負荷及び暖房期間総合負荷の和を、通年消費電力量で除した値です。
(JIS B 8616)
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