2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)後期
問30 (ユニットD 問30)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)後期 問30(ユニットD 問30) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示すネットワーク工程表について、クリティカルパスの「本数」と「所要日数」の組合せとして、適当なものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Hは作業内容、日数は作業日数を表す。
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  • 1本 ―― 14日
  • 1本 ―― 15日
  • 2本 ―― 14日
  • 2本 ―― 15日

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この過去問の解説 (2件)

01

クリティカルパス計算の設問です。

後期試験では例年、本数と所要日数の組み合わせを問うパターンが出る傾向です。

選択肢4. 2本 ―― 15日

本問の場合、クリティカルパス(最長所要日数)は、1→2→3→5→6→7と1→3→5→6→7の2通りでいずれも15日です(2本-15日が正解)。

5→6の点線は、日数には加わりませんが、「工程Gに着手するためには、工程Fが完了していなければならない」という意味です。

過去問を繰り返し解いて法則を覚えるしかありません。

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02

ネットワーク工程表のクリティカルパスの、「本数」と「所要日数」に関する問題です。

 

➀から⑦まで行く、作業行程は、次の3つがあります。

1) ➀→②→④→⑥→⑦   単純計算日数 14日

2) ➀→②→③→⑤→⑦   単純計算日数 14日

3) ➀→③→⑤→⑦     単純計算日数 14日

 

1) 行程検証

➀→②→④→⑥までで9日ですが、⑥から次の作業Gに移るには、⑤まで終了する必要があります。

➀から⑤までの最長日数は、➀→②→③→⑤と➀→③→⑤の2つのパスがあり、どちらも、5日+5日の10日掛かります。

ゆえに、➀→②→④→⑥から次の行程に行くためには10日掛かることになり、⑥→⑦が5日になるため、1) の作業日数は、15日になります。

 

2) 行程検証

矢印通りの行程で、14日です。

3) 行程検証

矢印通りの行程で、14日です。

 

したがって、クリティカルパスは、15日になりますが、1) の行程では、⑥から次に行くためには、➀→②→③→⑤の行程と、➀→③→⑤の行程が2つあるため、1) の行程は、2つの行程を経ることになります。

 

⑤→⑥はダミー工程であるため、作業行程は、➀→②→④→⑥(➀→⑤までの終了待ち)→⑦になりますが、ダミー工程に行くまでの行程が2つあるため、クリティカルパスに至る行程は2つになります

 

➀→②→③→⑤→⑥→⑦と書かれて15日のクリティカルパスという答えも見受けられますが、⑤→⑥という行程はダミーで実行程ではありませんので、書くべきではありません。

選択肢1. 1本 ―― 14日

本数と所要日数が誤りです

選択肢2. 1本 ―― 15日

本数が誤りです

選択肢3. 2本 ―― 14日

所要日数が誤りです

選択肢4. 2本 ―― 15日

本数と所要日数ともに解説文通りです

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