2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)後期
問32 (ユニットD 問32)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)後期 問32(ユニットD 問32) (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の幅は、30cm以上とする。
  • わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の床材間の隙間は、3cm以下とする。
  • 脚立の脚と水平面との角度は、75度以下とする。
  • 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を確実に保つための金具等を備えたものとする。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

安全管理に関する設問です。

労働安全衛生規則(安衛則)に定められた足場や脚立の基準の正誤が問われています。

選択肢1. わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の幅は、30cm以上とする。

誤りです。「作業床」とは足場のことです。足場の幅は40cm以上と定められています。

選択肢2. わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の床材間の隙間は、3cm以下とする。

正しいです。足場材のすき間は3cm以下と定められています。

選択肢3. 脚立の脚と水平面との角度は、75度以下とする。

正しいです。頻出事項です。

選択肢4. 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を確実に保つための金具等を備えたものとする。

正しいです。一般的には「開き留め金具」と「ロック部」によって脚と水平面の角度を保ちます。

参考になった数49

02

建設工事における安全管理に関する問題です。

選択肢1. わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の幅は、30cm以上とする。

わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の幅は、40cm以上とする

 

「労働安全衛生規則第563条(作業床)」

足場の高さ 2 m以上の作業場所には、作業床を設けます。

第2号:つり足場の場合を除き、幅、床材間の隙間及び床材と建地との隙間は、次に定めます。

イ 幅は、40 cm以上とします

ロ 床材間の隙間は、3 cm以下とします。

ハ 床材と建地との隙間は、12 cm未満とします。 】

選択肢2. わく組足場における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床の床材間の隙間は、3cm以下とする。

問題文の内容通りです

 

全問題解説のロ項によります。

ロ 床材間の隙間は、3 cm以下とします

選択肢3. 脚立の脚と水平面との角度は、75度以下とする。

問題文の内容通りです

 

「労働安全衛生規則第528条(脚立)」

【 脚立は、次に適合したものを使用します。

1) 丈夫な構造とします。

2) 材料は、著しい損傷や腐食等がないものとします。

3) 脚と水平面との角度を 75度以下とします。

また、折りたたみ式のものは、脚と水平面との角度を確実に保つ金具等を備えます。

4) 踏み面は、作業を安全に行なうに必要面積があるものとします。 】

選択肢4. 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を確実に保つための金具等を備えたものとする。

問題文の内容通りです

 

前問 3)項の、「また、」で始まる事項通りです。

また、折りたたみ式のものは、脚と水平面との角度を確実に保つ金具等を備えます

参考になった数0