2級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
3 問1
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 3 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- ボイラーの容量は、最大連続負荷における毎時出力によって表され、温水ボイラーは熱出力〔W〕で表す。
- インバータ制御方式のパッケージ形空気調和機は、インバータを用いて電源の周波数を変化させて電動機の回転数を変化させることにより、冷暖房能力を制御する。
- 大便器、小便器、洗面器等の衛生器具には、陶器以外にも、ほうろう、ステンレス、プラスチック等の器具がある。
- 汚水用水中モーターポンプは、浄化槽への流入水等、固形物も含んだ水を排出するためのポンプである。
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この過去問の解説 (1件)
01
設備機器について、建築設備の例として電気やガス、給排水装置、換気設備、冷暖房設備、消火設備、煙突や避雷針、昇降機があります。どれも容易に取り外しができないものとイメージするといいと思います。
ボイラー容量はボイラーの能力ともいえます。温水ボイラーは、給湯機の大規模なもので、石油を燃焼したり温水を作り出すことができ、暖房やお湯の供給に使用されます。
インバータは電流を直流から交流へ回路を変換するという意味で、交流電流では電圧や周波数の変化が難しいのですが、変化しやすい直流へ変換し再度交流へ変換しなおすことで電圧や周波数を変えることができます。
設問のとおりです。各素材のメリットとして、
陶器は頑丈かつ加工成型が容易、強力な洗剤にも耐性があります。
ほうろうは、金属にガラスコーティングした素材であり、長寿命でさびにくく、プラスチックよりも劣化しにくい、色の種類が豊富、リサイクルできるため環境にやさしいです。
ステンレスはさびにくい、摩耗に強い、高温低温にも耐性があります。
プラスチックは、軽量かつ成型が容易などがあります。
適当ではありません。
固形物も含んだ水を排出できるのは、工事排水用水中ポンプです。汚水用水中モーターポンプは、多少の細かな砂や濁った水程度でしたら使用できますが、固形物を含んだものには適していません。
家電や設備の購入には種類が多くあり迷うと思いますが、一つ一つ用途やメリットデメリットがありますので、しっかり見比べて違いを見つけて、自分に最適なものを選びましょう。
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