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2級管工事施工管理技士の過去問 令和4年度(2022年)後期 2 問17

問題

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浄化槽の構造方法を定める告示に示された分離接触ばっ気方式(処理対象人員30人以下)の処理フローとして、正しいものはどれか。
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( 2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 2 問17 )
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この過去問の解説 (1件)

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家庭や事業所などからの汚物や排水による水質汚濁防止のために、浄化槽での処理が必要となります。

曝気(ばっき)とは、直訳すると気体にさらすという意味で、浄化槽内に生息している微生物(酸素を必要とするもの)の活性化を促すために、酸素を送り込む作業をいいます。

活性化した微生物が、汚物に接触することで、分解、無害化することができます。

選択肢1.

正しい順番です

名称にもあるように、分離接触ばっ気方式ですので、分離→接触ばっ気の順となります。

分解されたものは沈殿槽で沈殿し、排水と自然に分離します。汚泥は水を大量に含んでいるので圧力をかけて水分を飛ばし、接触ばっ気層へ送り込みます。そうすることで汚泥中に生息する微生物の量を接触ばっ気層内で維持ることができます(活性汚泥法)。

選択肢2.

接触ばっ気ののちに嫌気ろ床層へ送ると多くの酸素が含まれているため、酸素を嫌う嫌気性微生物(けんきせいびせいぶつ)が生息する槽には適していません

選択肢3.

嫌気ろ床層が誤りです。名称にある"分離"という文字が含まれていません。設問は嫌気ろ床接触ばっ気方式と呼ばれる方式です。

選択肢4.

沈殿槽と沈殿分離の順序が逆になっています。

沈殿分離槽は固形物質の重力による沈降、油分の浮上により分離します。

沈殿槽は、酸素を好む好気性微生物(こうきせいびせいぶつ)によって分解された物質の沈殿を行います。

まとめ

排水や汚物は微生物が主に分解を担うので、目には見えませんが必要不可欠なものです。

酸素を好む=接触ばっ気、酸素を嫌う=嫌気ろ床と覚えるといいと思います。

また、ばっ気=空気にさらすということも覚えておけば文章を読解しやすくなります。

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