2級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)後期
3 問4

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 3 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 長方形ダクトの板厚は、ダクトの周長により決定する。
  • 長方形ダクトのアスペクト比(長辺/短辺)は、原則として4以下とする。
  • フレキシブルダクトは、一般的に、ダクトと吹出口等との接続用として用いられる。
  • 変風量ユニットは、室内の負荷変動に応じて風量を変化させるものである。

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この過去問の解説 (1件)

01

ダクトとは、工場などで風を送る際に使用される管であり、風導管とも呼ばれます。空調や排気など、用途により設置する機械やダクトが異なりますので注意が必要となります。

選択肢1. 長方形ダクトの板厚は、ダクトの周長により決定する。

適当ではありません

長方形ダクトの板厚はダクトの最大寸法において、ダクト内にかかる圧力(低圧、高圧)によって異なります。

選択肢2. 長方形ダクトのアスペクト比(長辺/短辺)は、原則として4以下とする。

アスペクト比は1に近い数字であれば理想的で正方形に近い形状となります。4よりも大きな数字とすると、細長い形状となり、ダクト内で風量の損失が出たり、通風によりダクト自体が振動し、騒音の原因にもなります。

選択肢3. フレキシブルダクトは、一般的に、ダクトと吹出口等との接続用として用いられる。

フレキシブルダクトは蛇腹(じゃばら)状で柔軟性があり、伸縮や曲げることができるダクトであり、壁や天井に設けられた吹出し口とダクトを接続することができます。

選択肢4. 変風量ユニットは、室内の負荷変動に応じて風量を変化させるものである。

変風量ユニットは、風量を変化させることができる(Variable Air Volume)空気調和機であり、設問のとおり負荷変動に応じることができます。

まとめ

ダクトのアスペクト比やフレキシブルダクト、VAVなどの名称とその意味を理解できるようになれば、過去にも問題は出題されているので消去法となりますが解きやすくなります。

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