2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問7 (2 問1)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問7(2 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示す冷房時の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、空気調和方式は定風量単一ダクト方式とする。
問題文の画像
  • ⑤から②は、顕熱比の状態線上を移動する。
  • 空気調和機コイル出口空気の状態点は、④である。
  • ②から③は、室内での状態変化である。
  • コイルの冷却負荷は、③と④の比エンタルピー差から求められる。

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この過去問の解説 (1件)

01

冷房時の湿り空気線図に関する問題です。

 

空調システム基本プロセス図と湿り空気線図は次のようになります。

選択肢1. ⑤から②は、顕熱比の状態線上を移動する。

問題文の内容通りです

 

顕熱比は、室内空気状態点②と、装置出口空気状態点④から求まり、Δt/Δxで求まります。

選択肢2. 空気調和機コイル出口空気の状態点は、④である。

問題文の内容通りです

選択肢3. ②から③は、室内での状態変化である。

②から③は、室内から装置内の状態変化である

 

③点は、室内空気と外気の混合によって決まる状態点で、外気量によって決まります。

選択肢4. コイルの冷却負荷は、③と④の比エンタルピー差から求められる。

問題文の内容通りです

 

③と比エンタルピー線との交点が、③での比エンタルピーで、h3と表します。

冷却コイルの負荷は、

全空気質量×(h3-h4)

となります。

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