2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問8 (2 問2)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問8(2 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

定風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 各室ごとの温度制御が容易である。
  • 送風量を一定にして送風温度を変化させる。
  • 空気調和機は、一般的に、機械室に設置されているため維持管理が容易である。
  • 送風量が多いため、室内の清浄度を保ちやすい。

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この過去問の解説 (1件)

01

定風量単一ダクト方式に関する問題です。

選択肢1. 各室ごとの温度制御が容易である。

各室ごとの温度制御は容易でない

 

定風量単一ダクト方式では、各部屋間の時刻別の負荷変動パターンが異なる建物は、それぞれの部屋の温度・湿度がアンバランスを生じ易く、室ごとに再熱器や室ごとの空調機が必要です。

選択肢2. 送風量を一定にして送風温度を変化させる。

問題文の内容通りです

 

定風量単一ダクト方式は、中央設置の空調機から各部屋に1本のダクトで調査空気を導くことができ、空調機の受け持つゾーンの温湿調節弁で、送風空気の温度・湿度を調整し、常に一定の風量を各部屋に送ることができます。

選択肢3. 空気調和機は、一般的に、機械室に設置されているため維持管理が容易である。

問題文の内容通りです

 

定風量単一ダクト方式では、空調機は主機械室に設置するため、冷温水管や電気配線が部屋ごとに分散されないため、運転と管理が容易にできます。

選択肢4. 送風量が多いため、室内の清浄度を保ちやすい。

問題文の内容通りです

 

定風量単一ダクト方式では、高度な空気処理ができるため、恒温・恒湿・無塵など高度な環境の部屋、クリーンルームや手術室などが提供できます。

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