2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問15 (2 問9)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問15(2 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 硬質ポリ塩化ビニル管に分水栓を取り付ける場合は、管の折損防止のため、サドル付を使用する。
  • 水道水の水質基準では、色度は5度以下と定められている。
  • 簡易専用水道とは、水道事業者から供給を受ける水のみを水源とし、水の供給を受ける水槽の有効容量の合計が5m3を超えるものをいう。
  • 配水管の試験は、原則として空気圧による試験は行わない。

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この過去問の解説 (1件)

01

上水道に関する問題です。

選択肢1. 硬質ポリ塩化ビニル管に分水栓を取り付ける場合は、管の折損防止のため、サドル付を使用する。

問題文の内容通りです

 

配水管に分水栓を取り付ける場合、非金属管に取り付けるときは、配水管の折損防止のために、サドル付分水栓を使用します。

サドル付分水栓は、取付ける配管の種類に応じて、いろいろな種類があります。

選択肢2. 水道水の水質基準では、色度は5度以下と定められている。

問題文の内容通りです

 

「水質基準に関する省令」

【 50 色度   5度以下である。】

選択肢3. 簡易専用水道とは、水道事業者から供給を受ける水のみを水源とし、水の供給を受ける水槽の有効容量の合計が5m3を超えるものをいう。

簡易専用水道とは、水道事業者から供給を受ける水のみを水源とし、水の供給を受ける水槽の有効容量の合計が10m3を超えるものをいう

 

「水道法第3条(用語)」7項

簡易専用水道とは、水道事業の水道や専用水道以外の水道で、水道事業の水道から供給を受ける水のみを水源とするものです。ただし、その施設規模が、政令の基準以下は除きます。 】

 

「水道法施行令第2条(簡易専用水道の適用除外の基準)」

政令で定める基準は、水道事業の用に供する水道から水の供給を受けるための水槽の有効容量の合計が、10 m3とします。 】

選択肢4. 配水管の試験は、原則として空気圧による試験は行わない。

問題文の内容通りです

 

「水道施設設計指針」7.5.12 水圧試験

【 管路の水圧試験は、次の各項によります。

1. 管路の布設後、水圧試験による管路の水密性、安全性を確認します。

2. 水圧試験の結果によって、適切な措置を講じます。

3. 空気圧での試験は行いません。 】

 

膨張率の大きい空気での管路試験は、試験装置の飛散や付属設備の破損など作業上危険を伴うため、行わないことにしています。

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