2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問24 (3 問1)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問24(3 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 大便器、小便器、洗面器等の衛生器具には、陶器以外にも、ほうろう、ステンレス、プラスチック等のものがある。
  • インバータ方式のパッケージ形空気調和機は、電源の周波数を変えることで電動機の回転数を変化させ、冷暖房能力を制御する。
  • 温水ボイラーの容量は、定格出力〔W〕で表す。
  • 遠心ポンプの特性曲線では、吐出し量の増加に伴い全揚程も増加する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

設備機器に関する問題です。

選択肢1. 大便器、小便器、洗面器等の衛生器具には、陶器以外にも、ほうろう、ステンレス、プラスチック等のものがある。

問題文の内容通りです

 

大便器、小便器、洗面器等の水受け容器は、衛生陶器というように陶器が多かったのですが、プラスチックやステンレスなどいろいろな材料が増えています。

選択肢2. インバータ方式のパッケージ形空気調和機は、電源の周波数を変えることで電動機の回転数を変化させ、冷暖房能力を制御する。

問題文の内容通りです

 

パッケージ形空気調和機の速度制御には、インバータ方式が使われています。

インバータ制御方式は、インバータで電源周波数を変えて、電動機の回転数を変化させ、圧縮機の回転数制御を行い、冷暖房能力を制御します。

選択肢3. 温水ボイラーの容量は、定格出力〔W〕で表す。

問題文の内容通りです

 

ボイラーの容量は、一般的に、最大連続負荷での熱出力を定格出力とし、単位を[W]あるいは[kW]で表します。

蒸気ボイラーの場合は、蒸発量で示し、[kg/h]あるいは[t/h]で表すことが多いようです。

選択肢4. 遠心ポンプの特性曲線では、吐出し量の増加に伴い全揚程も増加する。

遠心ポンプの特性曲線では、吐出し量の増加に伴い全揚程は減少する

 

遠心ポンプの特性曲線は、横軸にポンプの吐出量、縦軸に、揚程・効率・軸動力を取って、吐出量に対する変化を、それぞれ曲線で表した図です。

予定曲線は、全揚程を表し、吐出量が0(ゼロ)の時に全揚程は最大で、吐出量の増加とともに下降する特性を示す曲線になります。

参考になった数3