2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問15 (2 問9)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問15(2 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 配水管への取付口の位置は、他の給水装置の取付口から15cm以上離すものとする。
  • 軟弱地盤や構造物との取り合い部等の不同沈下のおそれのある箇所には、可とう性のある伸縮継手を設ける。
  • 給水装置とは、水道事業者の布設した配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいう。
  • 市街地等の道路部分に布設する外径80mm以上の配水管には、管理者名、布設年次等を明示するテープを取り付ける。

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この過去問の解説 (1件)

01

上水道に関する問題です。

選択肢1. 配水管への取付口の位置は、他の給水装置の取付口から15cm以上離すものとする。

配水管への取付口の位置は、他の給水装置の取付口から30 cm以上離すものとする

 

「水道法施行令第6条(給水装置の構造及び材質の基準)」

第1号:【 配水管への取付口の位置は、他の給水装置の取付口から 30 cm以上離します。 】

 

配水管の取出穿孔による耐力の減少の防止、給水装置相互間の水量に及ぼす悪影響の防止、施工に対する配慮から 30cm離します。(水道施設設計指針より)

選択肢2. 軟弱地盤や構造物との取り合い部等の不同沈下のおそれのある箇所には、可とう性のある伸縮継手を設ける。

問題文の内容通りです

 

水道施設設計指針7.5.7 第1項によります。

 

伸縮継手は、温度変化による伸縮、地盤の不同沈下、地震による地盤変位などを吸収し、管路に無理な力が働かないようにするため使用します。

選択肢3. 給水装置とは、水道事業者の布設した配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいう。

問題文の内容通りです

 

「水道法第3条(用語の定義)」

第9項:【 給水装置とは、需要者への水の供給のため、水道事業者が施設した配水管から、分岐した給水管や給水管に直結する給水用具のことです。 】

選択肢4. 市街地等の道路部分に布設する外径80mm以上の配水管には、管理者名、布設年次等を明示するテープを取り付ける。

問題文の内容通りです

 

管の誤認を避けるため、埋設管には原則として企業者名・布設年次・業種別名等を明示するテープを取り付けます。

ただし、外径80 mm(内径 75 mm)未満の管、コンクリートで堅固に保護された管は、除きます。

(水道施設設計指針より)

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