2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問5 (1 問5)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問5(1 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

電気設備に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。
  • 配線用遮断器 ―――― 力率改善
  • 接地 ―――――――― 感電防止
  • 三相3線式 ――――― 配電方式
  • サーマルリレー ――― 過負荷検出

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この過去問の解説 (2件)

01

電気設備に関する用語の組合せに関する問題です。

選択肢1. 配線用遮断器 ―――― 力率改善

配線用遮断器 ――電路保護

あるいは

進相コンデンサ― ―― 力率改善

 

配線遮断器は、回路保護を目的に、幹線回路または分岐回路の電路の保護のために使用されます。

力率改善は、交流電源使用機器は、内蔵のコイルの影響で、電圧に対して電流が遅れるため、力率低下が起こります。改善には、進相コンデンサ―を設置します。

選択肢2. 接地 ―――――――― 感電防止

正しい組み合わせです

 

接地は電気・電子・通信設備などの機器を、大地と電気的に接続することで、接続ターミナルが接地極です。接地がうまくいかずに何らかの大きい抵抗があると、地絡電流が流れたときに、電位上昇となって、人体の感電・機器の損傷・ノイズ発生・誤作動の障害が起こります。

選択肢3. 三相3線式 ――――― 配電方式

正しい組み合わせです

 

配電方式には、単相2線式100V、単相3線式100V/200V、三相3線式200V、三相4線式240V/415V(50Hz),265V/450V(60Hz)があります。

 

三相3線式は、ほとんどの電動機が三層誘導電動機で、三相3線式200Vを使用しています。

選択肢4. サーマルリレー ――― 過負荷検出

正しい組み合わせです

 

過負荷保護装置には、配専用遮断器と電磁開閉器、瞬時遮断式配線用遮断器と電磁開閉器、限流ヒューズと電磁開閉器があり、電磁開閉器にサーマルリレーが取り付けられ、過負荷保護を行います。

サーマルリレーの特性は、伝送器の焼損特性より下位にあること、過負荷では電磁開閉器が配線用遮断器より先に動作すること、のように協調が取れていることが必要です。

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02

電気設備に関する用語です。

設問内に電気設備に関するものが挙げられているので、

確実に押さえておく必要が有ります。

選択肢1. 配線用遮断器 ―――― 力率改善

間違いです。

配線用遮断器は配線及び電気機器の保護の為設置されます。

力率改善はコンデンサやリアクタンスが使用されます。

選択肢2. 接地 ―――――――― 感電防止

正解です。

接地(アース取付)は感電防止の為取り付けられます。

選択肢3. 三相3線式 ――――― 配電方式

正解です。

三相3線式は配電方法を指します。

※他に代表的な配電方式については、単相2線及び3線方式が有ります。

選択肢4. サーマルリレー ――― 過負荷検出

正解です。

サーマルリレーは電力の出力を調節する機械です。

異常電流が流れた際にはヒーターから発熱し、

バイメタルに熱伝導することでリレーを遮断します。

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