2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問15 (2 問9)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年)前期 問15(2 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

上水道施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 送水施設は、浄化した水を需要者に必要な圧力で必要な量を供給する施設である。
  • 浄水施設の沈殿池は、フロック形成池から出た原水のフロックを沈殿除去し、ろ過池の負荷を軽くする。
  • 導水施設は、取水施設から浄水施設まで原水を送る施設である。
  • 浄水施設のろ過池における緩速ろ過方式は、低濁度の原水を処理するのに適している。

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この過去問の解説 (1件)

01

上水道施設に関する問題です。

選択肢1. 送水施設は、浄化した水を需要者に必要な圧力で必要な量を供給する施設である。

配水設備は、浄化した水を需要者に必要な圧力で必要な量を供給する施設である

 

送水施設は、浄水場から配水池まで常に一定の量の水を送る施設で、計画1日最大総水量を基準とした計画総水量で送ります。

 

問題文は、送水施設からの送水を配水池に貯めて排水する、配水施設の説明です。

選択肢2. 浄水施設の沈殿池は、フロック形成池から出た原水のフロックを沈殿除去し、ろ過池の負荷を軽くする。

問題文の内容通りです

 

沈殿池は、フロック形成池から出た減衰を入れてフロックを沈殿させて除去し、ろ過池の負荷を軽減する役目を負っています。除去を確実にするには、池内の水流状態を均等とし、沈殿時間を長くすることがポイントです。

選択肢3. 導水施設は、取水施設から浄水施設まで原水を送る施設である。

問題文の内容通りです

 

導水施設は、取水施設で取水された原水を、浄化施設まで送る施設です。

導水の方式には、自然流下による方式と、ポンプで加圧して送る方式があります。

選択肢4. 浄水施設のろ過池における緩速ろ過方式は、低濁度の原水を処理するのに適している。

問題文の内容通りです

 

緩速ろ過池は、原水を1日当たり4~5 mの速度で、ろ過層を通過させてろ過する池で、低濁度の水の処理に適し、砂層、砂利層から構成されます。

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