2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問4 (1 問4)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問4(1 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 湿り空気を加熱すると、その絶対湿度は下がる。
  • 絶対湿度は、湿り空気中の乾き空気1kgに対する水蒸気の質量で示す。
  • 飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。
  • 飽和湿り空気の相対湿度は100%である。

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この過去問の解説 (1件)

01

湿り空気に関する問題です。

選択肢1. 湿り空気を加熱すると、その絶対湿度は下がる。

湿り空気を加熱しても、その絶対湿度は変わらない

 

絶対湿度は、湿り空気に含まれる乾き空気 1 kg に対する、水分の質量 [kg/kg(DA)]です。

湿り空気を加熱しても、水分の質量は変化しないため、絶対湿度は変化しません。

選択肢2. 絶対湿度は、湿り空気中の乾き空気1kgに対する水蒸気の質量で示す。

問題文内容のとおりです

 

絶対湿度には、重量絶対湿度と容積絶対湿度があり、重量絶対湿度は前問どおりです。

容積絶対湿度は、大気の単位容積に含まれる水蒸気の質量(g/m3)です。

選択肢3. 飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。

問題文内容のとおりです

 

飽和湿り空気は(飽和空気)は、ある温度で、それ以上の水蒸気としての水分を含むことができない状態の空気です。

飽和空気では水分の蒸発は無いため、乾球温度と湿球温度は等しくなります。

選択肢4. 飽和湿り空気の相対湿度は100%である。

問題文内容のとおりです

 

相対湿度は、ある湿り空気の水蒸気分圧pwと、その温度と同じ温度の飽和空気の水蒸気分圧psの割合 ψです。

ψ=100×(pw/ps)

ある湿り空気が飽和空気であれば、水蒸気分圧pw=psとなるため、ψ=100%です。

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