2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問7 (ユニットB 問1)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問7(ユニットB 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 外気の取入れに全熱交換器を採用する。
- 高効率の機器を採用する。
- 熱源機器を複数台に分割する。
- 暖房時に外気導入量を多くする。
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この過去問の解説 (2件)
01
空気調和設備の計画に関する問題です。
正
問題文内容のとおりです。
全熱交換器は、建物からの廃熱と取入れる外気とを熱交換させて、導入外気温湿度を室内の温湿度に近づけて、外気を導入する装置です。
全熱交換器により熱源機器の容量を小さくでき、冷暖房の運転費用を節減できるため、空調システムの省エネ対応として高く評価されます。
正
問題文内容のとおりです。
空調システムの省エネルギー対策として、高効率熱源機器の導入、ボイラーの高効率運転、熱源機器の容量と台数の分割、コージェネや全熱交換器による熱回収、最高効率運転のポンプや送風機の選定やVAV方式の採用などの搬送動力の節減などが挙げられます。
正
問題文内容のとおりです。
熱源機器を適切な容量と台数に分割することで、運転の効率が良くなり、熱源と搬送動力の省エネルギーが図れます。
誤
暖房時に外気導入量を少なくする。
暖房時に外気量を多くすることは、外気負荷が増えるため、多くのエネルギーが必要となるため、省エネルギー対応できませんので、外気量は室内環境を維持できる制限値まで絞ります。
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02
空気調和設備(空調機器)の設置検討に関する設問です。
大型建築物向けを含む空調機器の基本的特徴を押さえている必要があります。
正しいです。
全熱交換器とは、ざっくり言うと、換気扇に熱交換機能が付いたものです。
実務では「ロスナイ」と呼ばれることがありますが、三菱電機の全熱交換器の商品名が由来です。
室内空気の汚れだけを外気温と一緒に外に排出し、室温ときれいな空気だけを部屋に戻します。
機械吸気・機械排気の第一種換気となります。
主にオフィスなどの大型建築物でエアコンと併用して使い、エアコンの消費電力を抑えます。
民家でも断熱性の高い高級タイプで使われる場合があります。
正しいです。
エネルギー効率のよい機器を使うことで、省エネにつながります。
正しいです。
熱源機器(空調機器)を複数台に分割することで、
外気温や室内人数などの状況に応じて起動する台数を調整でき、
省エネにつながります。
省エネとは無関係ですが、同じ部屋で機器を分割することで、
1台が故障した場合に残りの機器でつなぐことも可能ですので、
リスク分散にもつながります。
誤りです。
暖房時の外気は一般に冷たい空気です。
空気の清浄・交換に必要な分を超える冷気は、
温めるのに無駄なエネルギーを消費することになるので、省エネに反します。
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