2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問14 (ユニットB 問8)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問14(ユニットB 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

換気の「対象となる室」と「主な目的」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
  • 居室 ――――― 室内空気の浄化
  • ボイラー室 ――――― 酸素供給
  • 電気室 ――――― 湿気の排除
  • 車庫 ――――― 有害ガスの排除

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この過去問の解説 (2件)

01

換気の「対象となる室」と「主な目的」に関する問題です。

選択肢1. 居室 ――――― 室内空気の浄化

問題文の組み合わせ通りです

 

室内空気の浄化

室内の汚染源から発する汚染物質を室外に排出し、室外からきれいな空気を入れて、室内の空気を良い状態に維持します。

選択肢2. ボイラー室 ――――― 酸素供給

問題文の組み合わせ通りです

 

酸素供給

室内にいる人への酸素を室外から供給すること、ボイラーのような燃焼機器に燃焼用の酸素を室外から供給することです。

選択肢3. 電気室 ――――― 湿気の排除

電気室 ――――― 熱の排除

浴室・自家発電室 ――――― 湿気の排除

 

水蒸気の排除

室内で発生する水蒸気や多湿の空気を室外に排出して結露防止を図ります。

対象となる部屋は、浴室・厨房・ボイラー室・自家発電室です。

 

電気室は、熱の排除が目的です。

選択肢4. 車庫 ――――― 有害ガスの排除

問題文の組み合わせ通りです

 

有害ガスの排除

室内空気の浄化が目的で、汚染物質として有害ガス・粉じん・臭気が挙げられます。

駐車場では、換気が必要な要因に、有害ガスが挙げられます。

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02

部屋ごとの換気の目的を問う設問です。

選択肢1. 居室 ――――― 室内空気の浄化

正しいです。

二酸化炭素やホコリなどを排出し、きれいな空気を供給します。

なお「居室」とは、建築基準法で居住や作業などで、継続的(少なくともしばらくの間)使用する部屋と定義されています。

選択肢2. ボイラー室 ――――― 酸素供給

正しいです。

ボイラーの燃焼には酸素が必要です。

選択肢3. 電気室 ――――― 湿気の排除

誤りです。

電気室は、中にある機械の温度が上がらないよう、温度を下げることが目的です。

建築設備設計基準では、電気室の温度は40度以下になるようにします。

湿気の排除は、浴室や厨房などでの目的となります。

選択肢4. 車庫 ――――― 有害ガスの排除

正しいです。

電気自動車、水素燃料自動車以外の自動車は有害ガスを排出するので、中に溜まらないようにします。

トンネルも同様です。

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