2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問26 (3 問3)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問26(3 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ボール弁は、ハンドルの操作によりボール状の弁体が回転し、開閉を行うものである。
  • 架橋ポリエチレン管は、構造により単層管と二層管がある。
  • 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のうち、SGP―VAは配管用炭素鋼鋼管の内面と外面に硬質ポリ塩化ビニルをライニングしたものである。
  • 逆止め弁は、チャッキ弁とも呼ばれ、スイング式やリフト式がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

配管材料及び配管附属品に関する問題です。

選択肢1. ボール弁は、ハンドルの操作によりボール状の弁体が回転し、開閉を行うものである。

問題文内容のとおりです

 

ボール弁は、コックと同じような気候で、ハンドルの回転操作で、内弁であるボールが回転し、弁の開閉を行う弁です。

ボール弁の特徴には、小型で操作が簡単なこと、流体抵抗が小さいことが挙げられます。

選択肢2. 架橋ポリエチレン管は、構造により単層管と二層管がある。

問題文内容のとおりです

 

架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させて、耐熱性・耐クリープ性を向上させた配管です。

管の構造によって、次の2種類に分けられます。

1) M種:単層管(メカニカル式継手で接合する管)

2) E種:二層管(融着式継手で接合する管)

選択肢3. 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のうち、SGP―VAは配管用炭素鋼鋼管の内面と外面に硬質ポリ塩化ビニルをライニングしたものである。

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のうち、SGP―VAは配管用炭素鋼鋼管の内面に硬質ポリ塩化ビニルをライニングしたものである

 

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(SGP)の内面、または内外面に硬質塩化ビニル管をライニングしたものです。

種類を下表に表します。

種類記号原管外面参考適用例

水道用硬質塩化

ビニルライニング

鋼管 A

SGP-VA

配管用炭素鋼

鋼管の黒管

一次防錆塗装屋内配管

水道用硬質塩化

ビニルライニング

鋼管 B

SGP-VB

水配管用亜鉛

メッキ鋼管

亜鉛メッキ

屋内配管

屋外露出配管

地中埋設配管

水道用硬質塩化

ビニルライニング

鋼管 D

SGP-VD

配管用炭素鋼

鋼管の黒管

硬質塩化

ビニル被膜

地中埋設配管

屋外露出配管

選択肢4. 逆止め弁は、チャッキ弁とも呼ばれ、スイング式やリフト式がある。

問題文内容のとおりです

 

逆止め弁は、チャッキ弁とも呼ばれ、流体を一方向のみに流し、流体背圧で逆流を防止する弁です。

弁箱・弁体形状などで、次のように分類されます。

1) スイング逆止め弁

2) リフト逆止め弁

3) デュアルプレート逆止め弁

4) スモンレスキー逆止め弁

5) ボール逆止め弁

6) 水道用逆止め弁、水道用減圧式逆流防止弁

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