2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問29 (ユニットD 問1)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問29(ユニットD 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 施工計画書は実際の施工方法、使用する機材等を具体的に文書にしたもので、設計図書と異なる施工方法等で承諾された事項も記載する。
- 標準仕様書と設計図面の内容に相違がある場合は、標準仕様書の内容を優先させる。
- 仮設とは、現場事務所や現場内で作業に必要な足場、仮設水道、照明等を設置することである。
- 設計図書及び工事関係図書は、監督員の承諾を受けた場合を除き、工事施工のために使用する以外の目的で第三者に使用させない。
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この過去問の解説 (2件)
01
公共工事における施工計画等に関する問題です。
正
問題文内容のとおりです。
施工計画書は、各工種ごとに、設計図書に基づき使用材料・使用機器・施工方法・特記事項・養生などを具体的に記載します。
設計図書には明示されていない施工上必要事項など異なる事項も記載します。
施工計画書は、発注元の監督員の承認を得ますので、施工者単独での判断・施工とはなりません。
誤
標準仕様書と設計図面の内容に相違がある場合は、設計図書の内容を優先させる。
標準仕様書と設計図面の内容に相違がある場合は、監督員に報告・協議し、判断・指示に従う。
設計図書に示された図面と仕様書(標準仕様書)に相違がある場合は、「公共工事標準請負契約約款」に基づき、次のように対応します。
1) 書類に優先順位が決められているときは、優先順位の高い書類に従う。
2) 優先順位が決められていないときは、監督員に報告・協議し、監督員の判断に従う。
なお、標準仕様書とは、国土交通省が公開している公共工事の標準仕様書で、設計図書の仕様書と同じという判断ですが、異なる場合は、標準仕様書は設計図書とは異なるため、設計図面に従うことになります。
また、標準仕様書が施行者の仕様書であって、施工内容と設計図面に施工上意義がある場合は、監督員に報告・協議し、判断を仰ぎます。
正
問題文内容のとおりです。
仮設計画は、施工中に必要な設備を揃えることで、これらは完成時には撤去されます。
設計図書には仮設については示されないため、施工者がその責任で計画・実施します。
正
問題文内容のとおりです。
「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)」
1.1.6 設計図書等の取扱い
【 (2) 設計図書及び工事関係図書を、工事の施工の目的以外で第三者に使用又は閲覧、内容を漏洩してはなりません。ただし、使用や閲覧をあらかじめ監督職員の承諾を受けた場合は、閲覧等は可能です。 】
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02
施工計画書に関する設問です。
正しいです。
設計図書は工事計画に際し作成する設計図のことです。実施設計ともいいます。
設計図書の構成は肢2の解説(優先順位)を参照してください。
施工業者は工事着手前に、設計図書をもとに施工計画書を作成し、発注した国・地方公共団体など(以下、発注者)に提出します。
施工計画書を作成する際に施工業者は発注者側と事前協議を行います。
施工会社が設計図書で指定されたものと異なる施工方法を取る場合、
監督員(発注者側の担当者)の承諾を得ることで変更することができます。
承諾を受けて変更した内容は施工計画書に記載します。
誤りです。
この場合、設計図面が優先です。
なお、設計図書の中では、標準仕様書は最も優先順位が低いです。
設計図書の優先順位は以下の通りです。
1.質問回答書
2.現場説明書
3.特記仕様書
4.設計図
5.標準仕様書
正しいです。
設問文の通りです。
正しいです。
公共工事の契約書のひな型となる公共工事標準請負契約約款第1条第4項に、第三者への情報漏えいを禁止する規定があります。
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