2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問35 (ユニットD 問7)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問35(ユニットD 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- フレキシブルダクトは、一般的に、ダクトと制気口ボックスの接続等に用いられる。
- シーリングディフューザー形吹出口は、内コーンを上下させることにより、冷房時や暖房時に適した気流に変更できる。
- ユニバーサル形吹出口は、シャッターを開閉させて風向調整を行う。
- 風量測定口は、送風機の吐出し部、ダンパー等のすぐ下流部には取り付けない。
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この過去問の解説 (2件)
01
ダクト及びダクト附属品の施工に関する問題です。
正
問題文内容のとおりです。
フレキシブルダクトは、ダクトと吹出口チャンバーとの接続に用いられ、他には、可撓性や防振性が必要なところで多く用いられます。
正
問題文内容のとおりです。
シーリングディフューザー形吹出口は、複数枚のコーンで多層の空気を吹出し、誘引作用が大きく、空気分布に優れます。
暖房時には内コーンを上げ、冷房時には内コーンを下げます。
誤
ユニバーサル形吹出口は、羽根を格子状に縦・横・縦横に取付け可動する。
格子型吹出口は、羽根を縦方向、横方向、縦横方向に格子状に取付けた吹出口で、羽根が可動するのがユニバーサル吹出口で、はねを固定したものがグリル吹出口です。
格子型吹出口で、風量調整シャッターを取付けたものは、レジスターと言います。
正
問題文内容のとおりです。
風量測定口は、風量調整ダンパーの後で、気流が整流されたところに設けます。
なお、風量調整ダンパーは、気流の整流されたところに設け、ダクトが曲がっている場合には、曲がったところからダクト幅の8倍以上の直線部の後の整流部に設けます。
直線部が取れないときは、ダクトのエルボ部に、ガイドベーンを設けます。
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02
ダクトとそれに接続する部品に関する設問です。
正しいです。
フレキシブルダクト(フレキダクト)は、じゃばら状のダクトです。
現場で曲げて施工することができます。
制気口ボックス(チャンバーボックス)は、
吹出口・吸込口の直後や、
ダクト同士が分岐・合流したりするところで用い、
騒音・振動を抑え、気流を整えます。
フレキシブルダクトはスパイラルダクト・角ダクトの振動が制気口ボックスに伝わらないよう、
ダクトと制気口ボックスの間をつなぐためによく使われます。
正しいです。
シーリングディフューザー形吹出口(俗にアネモ)は、
内コーン(またはパン)と呼ばれる中心部分を上下させることができます。
冷房時は上げることで下に沈みやすい冷たい空気を高い所で拡散し、冷房効率を上げます。
暖房時は下げることで、上に浮きやすい暖かい空気を低い所に押し下げ、暖房効率を上げます。
誤りです。
ユニバーサル形吹出口のシャッター付きタイプ(VS,HS,VHS)は、
シャッターの開閉で風向ではなく風量を調整します。
風向調整はシャッターではなく羽根で行います。
正しいです
吐出し部・ダンパー等の直後は、気流が乱れがちで、風量を正しく測定できません。
ダクトの風量測定口は、吐出し部・ダンパー等から下流側に少し離れていて、気流が安定した位置に設けます。
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