2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問37 (4 問9)
問題文
試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問37(4 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 多翼送風機は、軸受の温度を確認する。
- 渦巻ポンプは、吐出し側の弁を全開から徐々に閉じて流量調整を行う。
- ボイラーは、地震感知装置による燃料停止の作動を確認する。
- 冷凍機は、関連機器とのインターロックを確認してから起動する。
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この過去問の解説 (1件)
01
試運転調整に関する問題です。
正
問題文内容のとおりです。
試運転調整項目は以下に挙げます。
・送風機を手で回して、羽根と内部に異常なしを確認します。
・据付け状態を確認し、Vベルトが指で押し正常範囲たわむことを確認します。
・吐出ダンパーを全閉にします。
・手元スイッチで瞬時運転し、回転方向をチェックします。
・吐出ダンパを徐々に開き、風量を測定します。
・軸受温度を確認し、周囲空気温度より40℃高くないか点検します。
誤
渦巻ポンプは、吐出側の弁を全閉から徐々に開いて流量調整を行う。
試運転調整項目は以下に挙げます。
・ポンプを手で回して回転ムラがないこと、グランドパッキンの締付け確認。
・吐出弁を閉め瞬時起動させ回転方向を確認します。
・吐出弁を徐々に開き、流量計で規定水量に調節します。(過電流に注意)
・グランドからの水滴滴下が正常か確認します。
・軸受温度を確認し、周囲空気温度より40℃高くないか点検します。
・異常音、異常振動がないかを点検します。
・キャビテーションやサージングの点検と調整します。
正
問題文内容のとおりです。
ボイラーには、インターロック機能が備えられているため、正常動作するかの確認をします。
地震感知装置は、規定の震度で感震計を作動させ、燃料を遮断し、ボイラーの停止を確認します。
正
問題文内容のとおりです。
試運転調整項目の一部を、以下に挙げます。
・補器類の点検と、単体運転を確認します。
・据付け状態を確認します。
・据付け完了後の機密度を再確認します。
・冷却ポンプ、冷却塔を起動し、規定流量になっていることを確認します。
・冷却ポンプ、冷却塔、他のインターロックを確認後に、再起動して、冷凍機の起動スイッチを入れます。
・冷凍機運転時の電圧・電流・各部圧力・各部温度が適正か、試験記録と照合確認します。
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