2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問45 (ユニットE 問7)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問45(ユニットE 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

消防用設備のうち、「消防法」上、非常電源を附置する必要のないものはどれか。
  • 連結散水設備
  • 屋内消火栓設備
  • スプリンクラー設備
  • ハロゲン化物消火設備

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

「消防法」上の、消防用設備の非常電源に関する問題です。

選択肢1. 連結散水設備

消火活動上必要な施設は、排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備及び無線通信補助設備です。

この中で、非常用電源を設置すべきものは、排煙設備と非常コンセント設備です。

 

連結散水設備には、非常用電源は附置しません

(「消防法施行令第28条の2(連結散水設備に関する基準)」)

選択肢2. 屋内消火栓設備

「消防法施行令第11条(屋内消火栓設備に関する基準)」第3項第1号

【 ヘ 屋内消火栓設備には、非常電源を附置します。 】

選択肢3. スプリンクラー設備

「消防法施行令第12条(スプリンクラー設備に関する基準)」第2項第7号

スプリンクラー設備には、非常電源を附置します。】

選択肢4. ハロゲン化物消火設備

「消防法施行令第17条(ハロゲン化物消火設備に関する基準)」第1項第6号

【 全域放出方式又は局所放出方式のハロゲン化物消火設備には、非常電源を附置します。 】

参考になった数13

02

消防法とその関連法令から、消防用設備に関する設問です。

 

消防用設備のうち、作動に電気が必要な自動火災報知機、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧・化学消火設備(水・泡・ハロゲンガス、不活性ガス、粉末など)、排煙設備などは、

火災時も正常に作動するよう、

通常の電源と別に非常用発電機、バッテリーなどの非常電源を備える必要があります。

選択肢1. 連結散水設備

誤りです。

連結散水設備とは、消防車のホースを連結し、専用の配管から、各部屋に水を撒く消防用設備です。

連結した消防車からの水圧で送水するので、電気は不要です。

 

この設問は過去にも繰り返し出題されています。

「連結散水設備」が選択肢にあったら要注意です。 

選択肢2. 屋内消火栓設備

正しいです。

消防法施行令第11条第3項(カタカナの)ヘに記載されています。

 

選択肢3. スプリンクラー設備

正しいです。

消防法施行令第12条第2号八に記載されています。

スプリンクラーは、連結散水設備と異なり、建物内のポンプなどが水源ですので、非常電源が必要になります。

選択肢4. ハロゲン化物消火設備

正しいです。

消防法施行令第17条六に記載されています。

参考になった数2