2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問3 (ユニットA 問3)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問3(ユニットA 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

圧力3.0✕105Pa、体積4.0Lの理想気体を、温度一定で圧力6.0✕105Paにしたときの体積の値として、適当なものはどれか。
  • 1.0L
  • 2.0L
  • 4.0L
  • 8.0L

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この過去問の解説 (3件)

01

理想気体を、温度一定で圧力を変えたときの体積変化に関する問題です。

 

ボイルの法則による等温変化と、シャルルの法則による等圧変化を合わせたものが、状態方程式です。

気体の初めの温度、圧力、体積をT0,P0,V0とし、変化後を、T1,P1,V1とすれば、状態方程式は、次のように表されます。

(P0・V0)/T0 = (P1・V1)/T1

 

問題文から、P0=3.0×105 [Pa]、V0=4.0 [L]、T0=T1=一定、P1=6.0×105 [Pa]

となります。

V1=(3.0×105 ×4.0)/(6.0×105) =2.0 [L]

が結果です。

選択肢1. 1.0L

1.0Lは誤りで、2.0Lです

選択肢2. 2.0L

解説での計算通りです

選択肢3. 4.0L

4.0Lは誤りで、2.0Lです

選択肢4. 8.0L

8.0Lは誤りで、2.0Lです

参考になった数10

02

この問題は、ボイルの法則を使って解答します。

ボイルの法則とは、

温度に変化がない状態において、

(圧力)×(体積) = 一定 となるというものです。

 

変化前の圧力をP1、体積をV1

変化後の圧力をP2、体積をV2としたとき、

P1 × V1  = P2 × V2  となります。

 

本問の場合は、

3.0×105 × 4.0 =  6.0×105 × (求める体積) となり、

(求める体積) = (3.0×105 × 4.0)/(6.0×105) = 2.0

 

よって、求める体積は、2.0Lとなります。

選択肢1. 1.0L

答えは2.0Lですので、誤りです。

選択肢2. 2.0L

答えは2.0Lですので、こちらが正解になります。

選択肢3. 4.0L

答えは2.0Lですので、誤りです。

選択肢4. 8.0L

答えは2.0Lですので、誤りです。

まとめ

ボイルの法則のポイントは、圧力と体積が反比例の関係にあることです。

単純な計算で解答ができる問題ですので、確実に得点しましょう。

参考になった数5

03

圧力と体積の計算問題です。

設問文を見ると難しそうに見えますが、

圧力の変化だけに的を絞って読みます。

 

以上から、圧力が2倍になったときの体積の変化を答えればよいと導き出します。

圧力が2倍になると、水の分子はそれだけ密になります。ということは、体積はその分小さくなりますので半分です。

したがって正解は2.0Lの肢です。

 

このように、同じ温度・質量の気体は圧力と体積が反比例の関係にあります。

言い換えると、圧力×体積の積は一定です。

これをボイルの法則といいます。

【計算した場合】

3×4=6×x

12=6x

6x=12

x=2

選択肢1. 1.0L

誤りです。

選択肢2. 2.0L

正しいです。

選択肢3. 4.0L

誤りです。

選択肢4. 8.0L

誤りです。

参考になった数3