2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問11 (ユニットB 問5)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問11(ユニットB 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 放射暖房は、天井、床、壁や室内パネルの表面を加熱し、主として赤外線による放射により暖房するものである。
- 天井の高いホール等の暖房に補助的に用いることで快適性が向上する。
- パイプ埋設式の場合は、配管に不具合が生じた際の修理が困難である。
- 放射暖房は、室内における上下の温度差が大きくなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
放射暖房に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
放射暖房は、天井・床・壁・室内パネルの表面を加熱し、赤外線で熱交換を行い、暖房するもので、放射熱伝達を利用するので、上限温度差が少ない暖房となります。
正
問題文の内容通りです。
低温放射暖房は、温水や電熱線をパネルに埋設します。
床暖房では、床パネルが住宅や病院などで採用され、天井の高いほーるでは、空調設備の補助設備として床パネルを採用し、優れた暖房感をもたらします。
正
問題文の内容通りです。
パイプ埋設式は、9~32φの金属管や、20~25φの架橋ポリエチレン管を、コンクリートの床に埋め込む方式、床下空間や天井に敷設する方式などが有ります。
コイルピッチは150~300mm程度で、熱損失が多い面では狭くし、少ない面では広くします。
床内で漏水が起こると復旧が困難になるため、1本のコイルの長さは50m以内とし、コイルの継目は全て溶接してねじ込み継手は用いません。
誤
放射暖房は、室内における上下の温度差が少なくなる。
放射暖房は、天井・床・壁・室内パネルの表面を加熱し、赤外線で熱交換を行い、暖房するもので、放射熱伝達を利用するので、上限温度差が少ない暖房となります。
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02
放射暖房とは、熱を赤外線による放射により伝える暖房方式です。
一般によくイメージされる対流式の空調機に比べ室内温度の上下むらが少なく室内上下の温度差が小さくなるという長所がある一方、建設費の高さや保守が困難という短所があります。
これらを踏まえて問題を見ていきましょう。
正しいです。
放射暖房は、主として赤外線放射を利用した暖房方法です。
正しいです。
空調機にはそれぞれに長所・短所があるため、広い空間では複数種類の空調機を用いるとそれぞれの短所を補い快適性を高めることができます。
放射暖房は室内温度の上下むらが発生しにくいため、天井の高いホールに適しています。
正しいです。
パイプ埋設式の場合、埋め込まれたパイプを修理することは困難です。
誤りです。よってこの選択肢が正解です。
放射暖房の最大の特徴は、室内上下の温度差が小さくなることにあります。
放射暖房は室内上下の温度差が小さくなることから、天井が高い工場や劇場・ホールで多く用いられています。
長所と短所もイメージしやすいかと思います。しっかり押さえましょう。
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03
床暖房やオイルヒーターなどに代表される放射暖房方式に関する設問です。
暖房面に配管がされており、温水や温かいオイルを管内に通すことで、
赤外線効果で温かさが広がる暖房器具です。
エアコンやファンヒーターと比べて、部屋全体の温度を均一にしやすい特徴があります。
正しいです。
解説を参照してください。
正しいです。
天井の高い空間として、工場や体育館で採用例があります。
正しいです。
修理が不可能とは限りませんが、大掛かりとなるのは確かです。
床暖房を例にすると、
配管に不具合が疑われる場合、フローリングなどの仕上げ板をはがす必要があります。
誤りです。
解説に記載した通り、床暖房などの放射暖房方式は、
赤外線効果により、室温を均一にしやすい特徴があります。
部屋の中で温度差は生じにくいです。
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