2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問19 (ユニットB 問13)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問19(ユニットB 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
- 伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径の1/2以上とする。
- 排水管径を決定する方法として、器具排水負荷単位法や定常流量法がある。
- 排水管から取り出した通気管どうしを床下で接続してはならない。
- 各個通気管は、器具トラップの下流側の排水管より取り出す。
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この過去問の解説 (3件)
01
排水・通気設備に関する問題です。
誤
伸頂通気管の管径は、排水立て管の上端の管径と同じとする。
伸頂通気管は、最上部の排水横枝管が、排水立て管と接続した所よりもさらに上へ、排水立て管を上げて通気管とする部分です。
伸頂通気管は、原則的には、排水立管上端の管径とします。
正
問題文の内容通りです。
排水は衛生器具から始まり、器具排水管、排水横枝管、排水立て管、排水横主管、敷地排水管と順に流れ、排水管径は排水量に応じ、次第に太くします。
排水管の管径決定法には、器具排水負荷単位法と、定常流量法があります。
正
問題文の内容通りです。
通気配管の禁止事項のいくつかは、下記です。
・排水管から取り出した通気管どおしを、床下で接続してはいけません。
・通気管の横走り管を、通気立て管に、床下で接続してはなりません。
正
問題文の内容通りです。
各個通気管は、1個の器具トラップを通気するために、トラップ下流から取り出し、器具よりも上方で通気系統に接続するもの、あるいは、大気中に開口するようにした通気管です。
各個通気管の取出し位置は、器具トラップウェアから管径の2倍以上離れた位置とします。
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02
排水・通気設備に関する設問です。
誤りです。
排水系統の最上階から屋上に向かって接続する伸頂通気管の管径は、
接続する排水管の管径と同じにします。
正しいです。
排水管の太さ(排水管径)と勾配は、衛生器具(トイレや流しなど)の数や階数などに応じて決定します。
計算方法として、器具排水負荷単位法、定常流量法、マニングの公式があります。
正しいです。
汚物が逆流して詰まる恐れがあるため、
排水管から取り出した通気管(通気立て管など)を床下で接続してはいけません。
ループ通気管の場合、
通気管は最上流の衛生器具のすぐ下流にあたる排水管から斜め45度以上の角度~垂直で接続し(取り出し)、
最上流の衛生器具のあふれ縁より150mm以上高い位置で通気立て管と接続します。
この内容は第二次検定で問われることもあるので、記述でも書けるようにしましょう。
正しいです。
衛生器具ごとに通気管を設ける各個通気管方式の場合、
トラップの下流側から通気管を接続します(取り出します)。
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03
排水・通気設備について、適当でないものを選ぶ問題です。
誤りです。よってこの選択肢が正解になります。
伸頂通気管の管径は、排水立て管の上端の管径とします。
正しいです。
問題文のとおりです。
器具排水負荷単位法は、器具ごとに設定された排水負荷単位を用いて適切な管径を導き出す方法です。
定常流量法は、排水の流量を予測してそれよりも大きい許容流量の排水システムを設計する方法です。
正しいです。
問題文のとおりです。
器具のあふれ縁の高さより150mm以上立ち上げてから接続してください。
正しいです。
各個通気方式は、全ての器具のトラップ下流の排水管から通気管を取り出す方式です。
通気管は現実の設計・施工でも難しいことが多いのですが、その役割も含めしっかり押さえてください。
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