2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問25 (ユニットC 問2)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問25(ユニットC 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 電極棒 ――― 受水タンクの水位制御
- 温度検出器 ――― 室内の温度制御
- 電動三方弁 ――― ユニット形空気調和機の冷温水流量制御
- フロートスイッチ ――― 加湿器の二位置制御
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この過去問の解説 (3件)
01
設備系の制御に用いられる「機器」と「制御対象」に関する問題です。
正
制御に用いられる「機器」と「制御対象」の組合せです。
揚水ポンプと高置タンクの水位制御に使用されます。
高置タンクに、電極棒1,2,3,4がタンク上端から設置されます。
棒4は、ニュートラル(電気のマイナス)で最も深い位置に固定されます。
最も浅い位置の棒1で水位を検知して、満水警報を出します。
棒2でポンプ制御を行い、棒2より水位を検出するとポンプを作動させます。
棒3で、水位がを検出するとポンプを停止します。
以上は、簡単な例ですが、電極棒の数を増やすことで、細かい制御が可能です。
正
制御に用いられる「機器」と「制御対象」の組合せです。
室内温度を検出する温度検出器で温度をコントローラに伝え、コントローラは、設定温度と比較して、温度制御弁を調整開閉します。
正
制御に用いられる「機器」と「制御対象」の組合せです。
三方弁を通して、温水で機器を暖めている場合、機器が熱すぎるときは、三方弁の機器に行かない方の弁開度を上げて、機器に行く温水量を低下させます。
機器をさらに暖めたい場合は、三方弁の開度を逆にします。
三方弁の調整をコントローラが行い、冷温水流量制御を行います。
誤
制御に用いられる「機器」と「制御対象」の組合せではありません。
室内に設置した室内湿度調節器からの制御信号で、加湿器の二位置制御を行い室内湿度を一定に制御します。
フロートスイッチは、タンクの水位制御に用いられます。
トイレのタンクの水位の制御を思い浮かべれば、分かりやすいでしょう。
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02
制御機器に関する設問です。
正しいです。
水位センサーには金属製の電極棒が使われる機種があります。
水位センサーにはこのほか、フロートスイッチなどもあります。
正しいです。
温度検出器とは、温度センサーのことです。
正しいです。
三方弁とは、3方向に接続口がある弁です。
1系統を2系統に分岐/2系統を1系統に合流の両方に使うことができます。
電気信号で制御する物を、電動三方弁といいます。
ユニット型空調では、冷温水量の調整に使います。
誤りです。
加湿器の入切は水位センサーではなくヒューミディスタット(湿度調節器)で行います。
フロートスイッチは、水位センサーの一種です。
二位置制御は、ON/OFF切り替えのことです。
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03
制御に用いられる機器と制御対象の組み合わせについての問題です。
それぞれの機器の機能と制御について確認しながら解くことになります。
正しいです。
水位の検出方法として、タンク内に複数の電極棒を設置する方法があります。
正しいです。
制御対象である室内の温度を知るために温度検出器を使用します。
正しいです。
電動三方弁とは、3つの接続ポートを持つバルブでモーター内蔵の駆動装置で制御を行うものです。
ユニット形空気調和機に用いられています。
誤りです。よってこの選択肢が正解になります。
加湿器の二位置制御とは、設定された湿度を基準に、湿度が高いと停止し湿度が低いと運転を行う制御です。
フロートスイッチは、液体の表面にフロート(浮き)を浮かべて液面のレベルの変化で作動するスイッチです。
よって、互いに関係がありません。
組み合わせを憶えていなくても機器の機能や動作を憶えていれば正解が可能です。
制御に使われる機器の機能や動作を憶えておきましょう。
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