貸金業務取扱主任者の過去問
平成29年度(2017年)
法及び関係法令に関すること 問18
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問題
貸金業務取扱主任者資格試験 平成29年度(2017年) 法及び関係法令に関すること 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
貸金業者向けの総合的な監督指針において、反社会的勢力とは一切の関係をもたず、反社会的勢力であることを知らずに関係を有してしまった場合には、相手方が反社会的勢力であると判明した時点で可能な限り速やかに関係を解消するための態勢整備及び反社会的勢力による不当要求に適切に対応するための態勢整備の検証について、監督当局が、貸金業者を監督するに当たって留意することとされている事項に関する次の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選びなさい。
- 「反社会的勢力対応部署による一元的な管理態勢の構築」に係る事項の1つとして、「反社会的勢力対応部署を整備し、反社会的勢力による被害を防止するための一元的な管理態勢が構築され、機能しているか」がある。
- 「適切な事前審査の実施」に係る事項の1つとして、「反社会的勢力との取引を未然に防止するため、反社会的勢力に関する情報等を活用した適切な事前審査を実施するとともに、契約書や取引約款への暴力団排除条項の導入を徹底するなど、反社会的勢力が取引先となることを防止しているか」がある。
- 「反社会的勢力との取引解消に向けた取組み」に係る事項の1つとして、「平素から警察・暴力追放運動推進センター・弁護士等の外部専門機関と緊密に連携しつつ、株式会社整理回収機構のサービサー機能を活用する等して、反社会的勢力との取引の解消を推進しているか」がある。
- 「反社会的勢力による不当要求への対処」に係る事項の1つとして、「反社会的勢力からの不当要求に対しては、あらゆる民事上の法的対抗手段を講ずる必要があるが、刑事事件化は極力回避する対応としているか」がある。
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この過去問の解説 (1件)
01
貸金業者向けの総合的な監督指針において、反社会的勢力との関係遮断は重要な課題です。基本的事項を理解しましょう。
適切です。
設問のとおりです。(監督指針Ⅱ-2‐⑥)。
適切です。
設問のとおりです。
適切です。
設問のとおりです。
適切ではありません。
反社会的勢力からの不当要求に対しては、民事訴訟などの法的措置を徹底的に講じ、また、被害届の提出を積極的に行い、必要に応じて刑事事件として対応することを躊躇しないこととしています。
貸金業者は、反社会的勢力との関係遮断のために、様々な対策を講じることが求められます。刑事事件化は、あくまで最終手段ですが、必要に応じて積極的に活用すべきです。
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