貸金業務取扱主任者の過去問
令和元年度(2019年)
貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること 問37
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問題
貸金業務取扱主任者資格試験 令和元年度(2019年) 貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
条件及び期限に関する次の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを 1 つだけ選びなさい。
- 債務者が担保を減少させた場合であっても、債務者は、期限の利益を主張することができる。
- 条件の成否が未定である間における当事者の権利義務は、一般の規定に従い、処分し、相続し、もしくは保存し、又はそのために担保を供することができる。
- 法律行為に始期を付したときは、その法律行為の履行は、期限が到来するまで、これを請求することができない。法律行為に終期を付したときは、その法律行為の効力は、期限が到来した時に消滅する。
- 解除条件付法律行為は、解除条件が成就した時からその効力を失う。
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この過去問の解説 (1件)
01
民法における条件及び期限についての問題です。
[誤り]
債務者が担保を滅失させ、損傷させ、又は減少させたときは、債務者は期限の利益を主張することができません(民法137条1項2号)。
本肢では、期限の利益を主張することができるとしているので誤りとなります。
[正しい]
条件の成否が未定である間における当事者の権利義務は、一般の規定に従い、処分し、相続し、もしくは保存し、又はそのために担保を供することができます(民法129条)。
[正しい]
法律行為に始期を付したときは、その法律行為の履行は、期限が到来するまで、これを請求することができません(民法135条1項)。
法律行為に終期を付したときは、その法律行為の効力は、期限が到来した時に消滅します(民法135条2項)。
[正しい]
解除条件付法律行為は、解除条件が成就した時からその効力を失います(民法127条2項)。
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