貸金業務取扱主任者の過去問
令和2年度(2020年)
法及び関係法令に関すること 問4
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問題
貸金業務取扱主任者資格試験 令和2年度(2020年) 法及び関係法令に関すること 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
貸金業者向けの総合的な監督指針において、監督当局が、外部委託(貸金業者が貸金業の業務を第三者に委託すること)について貸金業者を監督するに当たって留意するものとされている事項に関する次の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選びなさい。
- 外部委託には、形式上、外部委託契約が結ばれていなくともその実態において外部委託と同視しうる場合や当該外部委託された業務等が海外で行われる場合も含まれる。
- 委託業務に関して契約どおりサービスの提供が受けられず、顧客利便に支障が生じるおそれがある場合、直ちに外部委託先を変更して変更後の外部委託先に対応させるための態勢を整備しているか。
- 外部委託先において漏えい事故等が発生した場合に、適切な対応がなされ、速やかに外部委託先から監督当局に報告される体制になっていることを確認しているか。
- 二段階以上の委託が行われた場合であっても、再委託先等の事業者に対して貸金業者自身による直接の監督を行い、外部委託先に対して再委託先等の事業者への監督を行わせないような措置が講じられているか。
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この過去問の解説 (1件)
01
正答:1
「監督指針」の「外部委託」に関する問題です。
1 .〇
1.文のとおりです。
2 .×
【顧客利便に支障が生じるおそれがある場合、直ちに外部委託先を変更して変更後の外部委託先に対応させるための態勢を整備しているか。】の部分が誤りです。
委託業務に関して契約どおりサービスの提供が受けられない場合は、貸金業者が【顧客利便に支障が生じることを未然に防止するための態勢を整備しているか】、に留意されます。
3 .×
【外部委託先から監督当局に報告される体制 】の部分が誤りです。
外部委託先において漏えい事故等が発生した場合は、速やかに【委託元に報告される体制】になっていることを確認しているか、に留意されます。
4 .×
【外部委託先に対して再委託先等の事業者への監督を行わせないような措置が講じられているか。】の部分が誤りです。
貸金業者が、【外部委託先が再委託先等の事業者に対して十分な監督を行っているかについて確認しているか】、に留意されます。
また、再委託先等の事業者に対しての貸金業者自身による直接の監督については、必要に応じて行っているか、に留意されます。
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