貸金業務取扱主任者 過去問
令和2年度(2020年)
問48 (財務及び会計に関すること 問48)

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問題

貸金業務取扱主任者試験 令和2年度(2020年) 問48(財務及び会計に関すること 問48) (訂正依頼・報告はこちら)

損益計算書に関する次の図表の空欄a〜cに当てはまる語句の組み合わせとして適切なものを、次の中から1つだけ選びなさい。
問題文の画像
  • a-売上総利益  b-営業利益   c-経常利益
  • a-経常利益   b-営業利益   c-売上総利益
  • a-売上総利益  b-粗利益    c-経常利益
  • a-粗利益    b-売上総利益  c-営業利益

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この過去問の解説 (2件)

01

正答:1

「損益計算書(P/L)」に関する問題です。

a:売上総利益

下記によって算出します。

売上総利益(粗利)=売上高-売上原価

b:営業利益

下記によって算出します。

営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費

c:経常利益

下記によって算出します。

経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用

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02

損益計算書」についての問題です。

選択肢1. a-売上総利益  b-営業利益   c-経常利益

売上総利益 = 売上高 - 売上原価

営業利益 = 売上総利益 - 販売費及び一般管理費

経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用


よって、本選択肢は正しいです。

 

本選択肢に関連する条文は以下の通りです:
---

(企業会計原則第二の三のD)(売上総利益の表示方法)

「売上総利益は、売上高から売上原価を控除して表示する。」

 

(企業会計原則第二の三のF)(販売費・一般管理費/営業利益の計算)

営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除して表示する

販売費及び一般管理費は、適当な科目に分類して営業損益計算の区分に記載し、これを売上原価及び期末たな卸高に算入してはならない。

ただし、長期の請負工事については、販売費及び一般管理費を適当な比率で請負工事に配分し、売上原価及び期末たな卸高に算入することができる。」

 

(企業会計原則第二の五)(経常利益(の計算))

「経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、これから営業外費用を控除して表示する。」

選択肢2. a-経常利益   b-営業利益   c-売上総利益

本選択肢は誤りです。

選択肢3. a-売上総利益  b-粗利益    c-経常利益

本選択肢は誤りです。

選択肢4. a-粗利益    b-売上総利益  c-営業利益

本選択肢は誤りです。

まとめ

損益計算書」の各項目、各利益の計算方法について、正確に覚えておきましょう。

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