貸金業務取扱主任者 過去問
令和6年度(2024年)
問48 (財務及び会計に関すること 問1)

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問題

貸金業務取扱主任者試験 令和6年度(2024年) 問48(財務及び会計に関すること 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の表は、A株式会社の令和5年度の損益計算書の一部を抜粋したものである。次の記述のうち、この表に基づき計算したA株式会社の経常利益金額として適切なものを1つだけ選びなさい。なお、計算するにあたって、この表に記載されていない損益計算書上の費目については、考慮しないものとする。
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  • 1,000百万円
  • 600百万円
  • 580百万円
  • 500百万円

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この過去問の解説 (2件)

01

経常利益とは、企業が通常の経営活動を通じて得た利益を言います。本業による利益に加えて、利息や配当金などの財務活動による収益や、支払利息などの費用も含めるものです。

経常利益は、以下の計算式で計算されます。

 

【計算式】

経常利益=営業利益+営業外収益ー営業外費用

 

上記の計算式にあてはめて、本問における経常利益の額を計算してみます。

①営業利益:(売上高ー売上原価+販売費及び一般管理費)

2,000−1,000−400=600百万円

 

経常利益:(営業利益+営業外収益−営業外費用)

600+80−100=580百万円

 

以上より、経常利益は580百万円です。

選択肢1. 1,000百万円

不適切な選択肢です。

経常利益は580百万円です。

選択肢2. 600百万円

不適切な選択肢です。

経常利益は580百万円です。

選択肢3. 580百万円

適切な選択肢です。

 

選択肢4. 500百万円

不適切な選択肢です。

経常利益は580百万円です。

参考になった数1

02

経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたものです。

 

経常利益=営業利益+営業外収益−営業外費用

 

 

経常利益の計算方法

①営業利益を計算します。

営業利益は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を引いたものです。

営業利益=売上高−売上原価−販売費及び一般管理費

この設問では、2,000−1,000−400=600百万円

 

②経常利益の計算式に当てはめて、経常利益を計算します。

経常利益=営業利益+営業外収益−営業外費用

この設問では、600+80−100=580百万円

選択肢1. 1,000百万円

誤りです。

経常利益は580百万円です。

選択肢2. 600百万円

誤りです。

経常利益は580百万円です。

選択肢3. 580百万円

計算の通り、580百万円が正解です。

選択肢4. 500百万円

誤りです。

経常利益は580百万円です。

参考になった数1