ケアマネの過去問
平成21年度(第12回)
保健医療サービス分野 問31

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問題

ケアマネジャー試験 平成21年度(第12回) 保健医療サービス分野 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
  • 漢方薬はすべて、公的医療保険の対象とはならない。
  • WHO(世界保健機関)のがん疼痛管理は、若年者を対象としており、高齢者には当てはまらない。
  • 慢性閉塞性肺疾患の主たる原因は、喫煙である。
  • 上部消化管出血では、鮮血便ではなくタール便となる。
  • 不眠を訴える高齢者には、飲酒が有効である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.漢方薬は、公的医療保険が適用されないものもあれば、されるものもある。

2.WHO(世界保健機関)のがん疼痛管理は、年齢を問わず全年齢を対象としている。WHO式がん疼痛治療法では高齢者も対象となっている。

3.慢性閉塞性肺疾患の最大の原因は喫煙である。喫煙によって気管支が炎症をおこし、肺胞が破壊され発症する。

4.タール便は上部消化管からの出血で起こる。盲腸や上行結腸からの出血でもタール便となることがある。鮮血便は、肛門に近い部位からの出血によって起こる。

5.飲酒は睡眠の質を悪くし、高齢者となると代謝が悪くなるので飲酒によるリスクも高くなる。まずは不眠の原因を探り、対処しなければならない。

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02

1:漢方薬の中にも多くの薬が医療保険の認可を受けており、保険適応となるものがあります。

2:WHO(世界保健機関)のがん疼痛管理は、高齢者も対称となっています。

5:飲酒は睡眠の質を低下させるため寝付けたとしても疲労が残ります。またアルコールの効果は個人差が大きく、リスクもあるためすすめられるものではありません。

参考になった数14

03

1 漢方薬は、公的医療保険が適用になるものとならないものがあります。

2 WHO(世界保健機関)のがん疼痛管理は、若年層だけでなく高齢者にも適用します。

5 アルコールには依存性があるため、不眠対策として用いると量を増やさないと眠れなくなり、不眠症を悪化させてしまう可能性があります。
 不眠を訴える高齢者には、その原因を確かめて対応する必要があります。

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