ケアマネの過去問
平成21年度(第12回)
保健医療サービス分野 問38

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この過去問の解説 (3件)

01

1.廃用症候群とは、特に寝たきり状態によって起こる心身の機能低下のことである。主な症状としては、筋萎縮や間接拘縮、褥瘡、骨粗鬆症、精神的合併症である。精神的機能の低下は廃用症候群の症状に含まれる。

2.褥瘡の好発部位は、仙骨部、大転子部、坐骨結節の他に肩甲骨部、踵部等の骨の隆起部位である。

3.経管栄養は、経口摂取が出来ない・経口摂取が著しく困難な患者が実施する栄養方法である。経管栄養では、便秘や下痢等の消化器症状の有無に注意しながら行う。

4.口腔ケアによって唾液の分泌や味覚の回復が促されるが、咳反射は気管支等の器官なので咳反射の低下とは関係がない。

5.高齢者の低体温(34℃以下)の原因としては、栄養失調や中枢性の疾患、甲状腺機能低下症等があげられる。

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02

1 廃用症候群とは、安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下等を指します。精神的機能の低下は廃用症候群の症状に含まれます。

4 口腔ケアによって唾液の分泌や味覚の回復が促されるのとともに、咳反射も改善します。

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03

1.廃用症候群は身体的な能力の低下だけではありません。精神的機能の低下により、うつ病になったり、認知症が進行することがあります。

2.設問の通りです。骨の突出部にできやすいという特徴があります。

3.設問の通りです。

4.口腔ケアによって咳反射の改善も期待できます。

5.設問の通りです。いずれの場合も代謝が低下する為、体温が下がります。

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