ケアマネの過去問
平成21年度(第12回)
福祉サービス分野 問46
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問題
ケアマネジャー試験 平成21年度(第12回) 福祉サービス分野 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
面接場面におけるコミュニケーションについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。
- 時間配分、情報のまとめ方、相談関係の維持や確認などの面接場面の構造的な配置にかかわる内容は、コミュニケーション技術に含まれない。
- 相談援助者がクライエントの心理を予測することを防ぐため、予備的共感をしてはならない。
- クローズドクエスチョンは、相談援助者の意図を含むことによってクライエントの答えを誘導してしまうので使用しない。
- 「励まし、明確化、要約」といった技術を活用して、クライエントと相談援助者がともにクライエントの抱える課題を明確にしていく必要がある。
- クライエントが表明したり、しなかったりする情緒面の反応を確認し、その意味を考察し、クライエントに伝えることによって、面接の焦点が絞られてくる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.相談援助者は、利用者や家族等との面接前に得られる情報から直面している課題などについて、利用者等の立場での見方を予想して、それに対いて共感的な姿勢(予備的共感)を準備しておくことが大切である。
3.クローズドクエスチョンとは、YESまたはNO等の選択肢を与えて答えさせる質問方法。面接の焦点を定めていくときや面接の目標があいまいになったとき、利用者や家族等が混乱して収拾をつけがたいときなどに効用がある。
4.相談援助者は、利用者の直面している問題を真摯に受け止め、人間的な温かさをもって接し励まし、メッセージや問題をしっかり受け止めて、伝えるべき事柄を明確化し、問題を要約していくことで
信頼関係を築くことができ、課題が明確になっていく。
5.利用者や家族等の言葉だけでなく、表情や質問への返答の仕方等から、正式に語られることと、決して語られないことを認識する必要がある。
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02
2 面接場面では、相談援助者がクライエントの心情を予測して予備的共感を行う必要があります。
3 クローズドクエスチョンは、話の要点がつかめない時や、理解力や表現力が十分でない相手に質問する時などに効果を発揮します。
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03
2.予備的共感というのは面接前の情報からクライエントが直面している困難や心理を予測し、それに対する共感的な姿勢を準備しておくことを言います。面接におけるコミュニケーションで重要となもののひとつです。
3.クローズドクエスチョンというのはイエス・ノーで答えることができる質問のことを言います。話の要点をはっきりさせる場合に有効です。
4.設問の通りです。
5.設問の通りです。
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