ケアマネの過去問
平成28年度(第19回)
保健医療サービス分野 問33

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問題

ケアマネジャー試験 平成28年度(第19回) 保健医療サービス分野 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
  • ジェネリック医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない。
  • 医療保険における訪問診療は、医師が計画的な医学管理の下に定期的に訪問して診療を行うことである。
  • 中心静脈栄養法を行っている者は、入浴はできない。
  • 呼吸の苦しさを訴えた場合は、速やかに症状を緩和するため、医師の指示にかかわらず酸素流量を増やす。
  • 膀胱留置カテーテルを使用し、尿漏れがある場合は、カテーテルの閉塞を疑う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2、5です。

1.医薬品の副作用により、患者が入院や死亡した際、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が救済給付を行う制度です。ジェネリック医薬品も含みます。

2.問題文の通りです。急に訪問する場合、往診になります。

3.抜針する、ドレッシング剤で保護するなどして入浴可能です。

4.酸素流量は医師の指示に従います。

5.カテーテルがねじ曲がったり、浮遊物、結石などで詰まったりするなど様々な原因があります。

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02

正解は、2と5です。

2の訪問診療は、医師が自宅に訪問してくれるサービスで、医療保険によって行われます。
これは、計画的な医学管理のもとで行わなければいけないものです。

5の膀胱留置カテーテルは、膀胱に留置したカテーテルから、尿を蓄尿バッグなどに流す医療用具です。
これが閉塞していると、尿漏れの原因になります。

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03

正解は、2、5です。

1:医薬品の副作用により、患者が入院や死亡した際、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が救済給付を行う制度です。ジェネリック医薬品も含みます。「ジェネリック」とは「一般的な」という意味で、「ジェネリック医薬品」とは一般的に広く使用され、効能や安全性が確立された医薬品の事を意味します。

2:問題文の通りです。急に訪問する場合、往診になります。疾病や傷病のため通院が困難な方に対して医師が、あらかじめ診療の計画を立て、患者さんの同意を得て定期的に患者さんの自宅などに赴いて行なう診療が訪問診療です。

3:抜針する、ドレッシング剤で保護するなどして入浴可能です。 中心静脈栄養法は食事が口から摂れない患者さんや体力低下を防ぐ必要のある患者さんに有効な治療法です。通常の腕の細い血管の点滴とは違い、太い静脈からのため血管を刺激しないで苦痛なく必要な栄養分を補えます。中心静脈栄養法のメリットとしては、手足が自由に動かすことができる、点滴休止のときはチューブから外せる、家族の負担が少なくすむ、点滴の必要がなくなってもカテーテルを留めて置くことができるので、いつでも再開できる、など等があります。

4:酸素流量は医師の指示に従います。選択肢中の
「医師の指示にかかわらず酸素流量を増やす。」という表現が、間違いな感じがあります。個人で判断して行動するのではなく、医師や専門家、提携機関に連絡、相談などをすることが大事だと思います。

5:カテーテルがねじ曲がったり、浮遊物、結石などで詰まったりするなど様々な原因があります。膀胱留置カテーテルは、膀胱に留置したカテーテルから、尿を蓄尿バッグなどに流す医療用具です。
これが閉塞していると、尿漏れの原因になります。

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