ケアマネの過去問
平成29年度(第20回)
保健医療サービスの知識等 問26
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
ケアマネジャー試験 平成29年度(第20回) 保健医療サービスの知識等 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
検査について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 低栄養指標には、BMI( Body Mass Index )が18.5未満、血清アルブミン値が3.5g/dL以下などがある。
- ヘモグロビンA1cの値は、過去1-2か月の血糖レベルを反映している。
- 大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがある。
- 狭心症は、症状がなくても心電図により必ず診断できる。
- 赤血球数や血色素の基準値は、性別で異ならない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
1:設問の通りです。
2:設問の通りであり、ヘモグロビンA1cは長期的に血糖値がコントロールされているかをみるのに必要な指標です。
3:左右の上肢で血圧が10mmHg以上差がある場合には、動脈硬化や大動脈疾患が隠れている場合があります。
4:狭心症の場合は、発作が起こっている際に心電図に変化が現れるため、症状がない時に心電図を測定しても何もでない可能性が大きいです。
5:赤血球や血色素の基準値は男性の方が高いです。
参考になった数44
この解説の修正を提案する
02
1 低栄養指標には、BMI( Body Mass Index )が18.5未満、血清アルブミン値が3.5g/dL以下などがあります。
2 ヘモグロビンA1cの値は、過去1-2か月の血糖レベルを反映しています。
3 大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがあります。
4 狭心症は症状がない場合、心電図に異常が出ないことが多いです。
5 赤血球や血色素の基準値は男性の方が高く設定されています。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
03
2、適切です。糖尿病の状態を確認できる数値の一つにHbA1cの値が挙げられます。HbA1cの数値は過去1~2か月の影響を受けます。短期間の食事制限や運動による影響を受けにくいため、糖尿病の指標としてブレが少ない数値とされています。
3、適切です。大動脈疾患や進行した動脈硬化は左右の上肢で血圧差が見られる事があります。左右差が10~20以上ある場合は何らかの疾患の疑いが大きいです。
4、不適切です。狭心症は発作が起こった時に心電図の変化が見られますが、それ以外の時では見られない場合があります。狭心症を診断するために血液検査やCT検査など複数の検査を行う事もあります。
5、不適切です。赤血球数や血色素の基準値は、ホルモンによる影響を受けるため、男女差が発生します。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
04
1.選択肢の通り、低栄養指標には、BMIや血清アルブミン値、血中コレステロール値があります。
2.選択肢の通り、HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、1~2ヶ月間の血糖値の変動を測る検査です。
3.選択肢の通り、左右で血圧差がみられることがあるため注意が必要です。
4.狭心症は、症状のある時以外は心電図では異常なしとなることがあります。
5.赤血球の基準値は、男性400~539万/μL、女性360~489万/μLです。
血色素の基準値は、男性13.5~17.5g/dl、女性11.3~15.2g/dl です。
このように、一般的に男性の方が高い基準値となっています。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
前の問題(問25)へ
平成29年度(第20回)問題一覧
次の問題(問27)へ