ケアマネの過去問
令和元年度（第22回 再試験）
福祉サービスの知識等 問57

1.×　介護支援専門員は常勤で配置しなければなりません。

2.○　入所者数が30人～49人の場合は、常勤換算で2人以上の看護職員の配置が必要となります。

3.○　医務室は、医療法に規定する診療所とすることと規定されています。尚、必要な医薬品や医療機器を備えるほか、必要に応じて臨床検査設備を設けることとされています。

4.×　利用者が入院した場合、三か月間ベッドを空けておかなければならないという規定はありません。三か月ほどで退院して戻る見込みがあることをわかっている場合は、ベッドを空けておくこともありますが、退院後の支援が難しい場合や入院が長期化する場合などは、退去の相談を行うこともあります。

5.×　当該施設入所中の利用者の介護について、従業者以外が行うことはできません。

１：×　常勤1人以上配置（入所者の数が１００人又は端数を増すごとに1人）のため誤りです
２：〇　正解です
３：〇　厚生労働省の特養ホーム基準第１１条第3項7号及び同条第４項第６号イで規定されているため正解です
４：×　入院後3か月以内に退院することが明らかに見込まれているときは、やむを得ない事情がある場合を除き、退院後再び当該指定介護老人福祉施設に円滑に入所することができるようにしなければならないが、3か月ベッドを空けておかなければならないと定められていないため誤りです
５：×　利用者の負担により当該施設の従業者以外の者による介護を受けさせることはできないため誤りです

正解は、2と3です。

1　介護支援専門員は、常勤の者を一人以上配置しなければいけません。

2と3　正解です。

4　指定介護老人福祉施設は、一時的に入所する施設のため、ベッドを確保しなくて良いです。

5　当該施設の従業者以外の者による介護を受けさせることはできません。