ケアマネの過去問
令和4年度(第25回)
保健医療サービスの知識等 問9

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問題

ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 保健医療サービスの知識等 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 薬剤師は、薬剤を処方してはならない。
  • 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。
  • 医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用の可能性について注意が必要である。
  • 薬の変更や中止で重篤な症状が起こることはない。
  • 内服薬は、通常、水又はぬるま湯で飲む。

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この過去問の解説 (3件)

01

高齢者はさまざまな疾患を持っているため、数種類の薬を飲んでいる場合が多いです。どのような薬を飲んでいるのか、飲み忘れがないのかなどを確認することが重要です。

選択肢1. 薬剤師は、薬剤を処方してはならない。

適切です。薬剤を処方するのは、医師です。

選択肢2. 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。

不適切です。薬を飲んだかの確認や服薬後の体調の変化にも気をつけましょう。

選択肢3. 医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用の可能性について注意が必要である。

適切です。利用者が普段から健康食品を摂取している場合もありますので、注意する必要があります。

選択肢4. 薬の変更や中止で重篤な症状が起こることはない。

不適切です。重篤な症状が起きることもあります。また、薬の量の変更でふらつきから転倒に繋がるというケースもありますので、薬の変更の際は関係機関と情報共有しておくことが大切です。

選択肢5. 内服薬は、通常、水又はぬるま湯で飲む。

適切です。コーヒーや牛乳など自分の好きな飲料で飲むと薬の内容によっては効果が変わる可能性があるため、注意が必要です。

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02

本問では、薬剤師や介護職員の役割や薬物治療に関する注意点などについて問われています。

選択肢1. 薬剤師は、薬剤を処方してはならない。

正しい。薬剤師は、処方権を持たないため、薬剤を処方することはできません。処方箋に基づいて調剤を行うことが主な業務です。

選択肢2. 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。

誤り。介護職員は、患者に対して服薬介助を行うことができます。ただし、服薬に関する情報の収集や判断については医師や薬剤師に相談する必要があります。

選択肢3. 医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用の可能性について注意が必要である。

正しい。医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用の可能性については注意が必要です。健康食品は、医薬品と同様に体に影響を与える成分を含む場合があります。併用する場合は、医師や薬剤師に相談する必要があります。

選択肢4. 薬の変更や中止で重篤な症状が起こることはない。

誤り。薬の変更や中止で重篤な症状が起こる可能性があるため、医師や薬剤師に相談してから行う必要があります。

選択肢5. 内服薬は、通常、水又はぬるま湯で飲む。

正しい。内服薬は、通常、水又はぬるま湯で飲むことが推奨されています。ただし、医師や薬剤師の指示に従って飲むようにする必要があります。

まとめ

本問では、薬剤師や介護職員の役割、薬物治療に関する注意点などが問われました。薬剤師は薬を処方することはできないが、処方箋に基づいて調剤を行い、介護職員は患者に対して服薬介助を行うことができます。医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用については注意が必要であり、薬の変更や中止には医師や薬剤師に相談する必要があります。

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03

薬剤や内服に関する問題です。

安全で効果的な服薬がおこなえるよう各設問について確認しておきましょう。

選択肢1. 薬剤師は、薬剤を処方してはならない。

正しい。薬剤を処方できるのは医師です。

選択肢2. 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。

誤り。介護職員は、服薬介助を行うことができます。高齢者が適切な服薬ができるよう支援していく必要があります。

選択肢3. 医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用の可能性について注意が必要である。

正しい。医療用医薬品と健康食品の併用による有害な相互作用の可能性について注意が必要です。併用する際は医師や薬剤師と相談し使用しましょう。

選択肢4. 薬の変更や中止で重篤な症状が起こることはない。

誤り。薬の変更や中止で重篤な症状が起こる可能性があります。薬の変更や中止した場合は医師や薬剤師の指示に従いましょう。

選択肢5. 内服薬は、通常、水又はぬるま湯で飲む。

正しい。内服薬は、通常、水又はぬるま湯で飲む必要があります。水又はぬるま湯以外で内服をした場合、飲み合わせによっては薬剤の吸収や分解ができない場合があります。

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