2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問46 (ユニットE 問46)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問46(ユニットE 問46) (訂正依頼・報告はこちら)
- 初期の湿潤養生の期間が短いほど、中性化が早く進行する。
- コンクリートの打込み後、少なくとも1日間はその上で歩行又は作業をしないようにする。
- 高炉セメントB種を用いたコンクリートの材齢による湿潤養生期間は、普通ポルトランドセメントの場合より長くする。
- コンクリート打込み後の養生温度が高いほど、長期材齢における強度増進が大きくなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.例文の通りです。
2.例文の通りです。
3.高炉セメントB種は初期強度が低いので養生期間を長めにとることが望ましいです。
4.養生温度を強制的に高めると長期強度が十分に発現しないことになります。
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02
正解は4です。
コンクリートは適切な温度によって養生すると強度が発現します。
寒いときや暑いときに補正係数があるのはその為です。
1.設問の通りです。
湿潤しないと乾燥し、ひび割れの原因になり、中性化が進みます。
2.設問の通りです。
コンクリートが乾いてないので、はまり、事故につながります。
3.設問の通りです。
高炉セメントB種はセメントに高炉スラッグを混ぜ合わせた、
耐海水性などに強いセメントです。
普通ポルトランドより湿潤養生期間は長くなります。
4.正しくは「コンクリート打込み後の養生温度が高いほど、
長期材齢における強度増進が小さくなる場合がある。」となります。
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03
この問題では、コンクリートの養生に関する基本的な知識を問われています。
初期に十分な湿潤養生を行わないと、コンクリート中の水酸化カルシウムが早く二酸化炭素と反応し、中性化が進みやすくなります。
よって正しい記述となります。
打込み直後はコンクリートがまだ弱いため、上で作業すると表面が損傷したり締固めが不十分になります。
よって正しい記述となります。
高炉セメントは硬化が遅いため、強度を得るには長めの湿潤養生が必要です。
よって正しい記述となります。
高温で早く硬化させると初期強度は増しますが、長期の強度増進は逆に少なくなります。
よって誤った記述となります。
コンクリートは高温で早く硬化させたからといって、長期強度は必ずしも高くならない、ということを理解しましょう。
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