2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
6 問61
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 6 問61 (訂正依頼・報告はこちら)
床のフローリングボード張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 接着工法における、フローリングボードのモルタル下地への接着剤は、エポキシ樹脂系接着剤を使用した。
- 体育館における、フローリングボードと壁との取合いは、すき間が生じないよう突き付けた。
- フローリングボードの下張り用合板は、長手方向が根太と直交するように割り付けた。
- フローリングボード張込み後、床塗装仕上げを行うまで、ポリエチレンシートを用いて養生をした。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.✕ 体育館におけるフローリングボードと壁との取り合いは、20~30mmの隙間を設ける。
3.◯ 下張り用合板は、長手方向が根太と直交するように割り付け、ゆるみ、がたつき、きしみ音がないように張り込む。
4.◯ 張り込み後、仕上げ塗装を行わない場合は、養生紙等を敷き、傷、汚れ、しみ、狂いを防ぎ、雨等がかからないようにする。
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02
他にはウレタン樹脂も多く使用されています。
2.× フローリングボードと壁との取合いは、一定のすき間を設けます。
温度変化による床材の伸びが原因で床材と壁材がぶつかって床材が突き上がったり、床材と壁材のスレによって鳴りが発生する事等を防止するためです。
3.〇 フローリングボードの下張り用合板は、長手方向が根太と直交するように割り付けます。
これにより、床に一定の強度が得られ、床鳴り防止にも役立ちます。
4.〇 フローリングボードに塗装仕上げを行う場合、塗装前のフローリングボードにシミや汚れが付くと仕上がりに大きな影響が出ますのでポリエチレンシートでの養生は適切と言えます。
また、フローリングボードを張った後の工程によっては傷に対する養生も検討すべきでしょう。
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