2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
3 問1
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 3 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
墨出し等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 陸墨を柱主筋に移す作業は、台直し等を終え、柱主筋が安定した後に行った。
- 建物の位置を確認するための縄張りは、配置図に従ってロープを張り巡らせた。
- 通り心の墨打ちができないため、通り心より1m離れたところに逃げ墨を設け、基準墨とした。
- 建物四隅の基準墨の交点を上階に移す際、2点を下げ振りで移し、他の2点はセオドライトで求めた。
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この過去問の解説 (3件)
01
基準墨や返り墨についての事項を整理しておきましょう。
設問の通りです。
縄張りとは、建築物等の位置を決めるために外周の柱心、壁心が分かるように
縄等を張ることをいいます。
建築物の位置と敷地の関係、隣接建物や道路等の関係を確認します。
通り心から一定距離を逃げた墨を返り墨・逃げ墨といいます。
通常、床面の通り心等の基準墨は、1m離した位置に返り墨を
設けておきます。
建物四隅の基準墨の交点を上階に移す場合、間違いや誤差を避けるために
4点とも下げ振りで移します。
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02
墨出しとは建物の基準となる位置をケガキすることです。
不安定な場所だと基準が定まらないので安定した後に行います。
縄張りは建物の位置を示す作業です。
「逃げ墨」とは基準としたい位置に障害物などがある場合に離れた場所へ逃げて墨だしすることです。
誤りです。基準墨はすべて同じ方法で移さないとずれが生じる恐れがあります。
墨だしは建物の位置基準を示す重要な作業です。
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03
この設問は、墨出しの手順・方法について問われています。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
縄張りとは、建築物の位置を決定するために建築物の形の通りに縄等を張ることです。
設問のとおりです。
設問は誤りです。設問の作業は、墨の引通しといいます。
過去問等を活用して理解を深めましょう。
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