2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
4 問5

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 4 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。
  • クリティカルパスが把握しやすい。
  • 各作業の全体工期に与える影響度が把握しにくい。
  • 各工事間の細かい作業工程の関連性が把握しにくい。

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この過去問の解説 (3件)

01

バーチャート工程表は横線式工程表ともよばれています。

長所と短所を覚えましょう。

長所:工期が明確、表の作成が容易、所要日数が明確 等

短所:重点管理がしにくい、工事全体の相互関係が分かりにくい、

   作業手順が漠然としている、クリティカルパスがわからない 等

選択肢1. 工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。

設問の通りです。

選択肢2. クリティカルパスが把握しやすい。

不適当です。クリティカルパスが把握しにくいという短所があります。

選択肢3. 各作業の全体工期に与える影響度が把握しにくい。

設問の通りです。

選択肢4. 各工事間の細かい作業工程の関連性が把握しにくい。

設問の通りです。

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02

この設問は、バーチャート工程表の特徴について問われています。

選択肢1. 工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。

設問の通りです。

選択肢2. クリティカルパスが把握しやすい。

設問は誤りです。

バーチャート工程表は、作業進捗や工期に影響する作業やクリティカルパスが把握しづらいです。

選択肢3. 各作業の全体工期に与える影響度が把握しにくい。

設問の通りです。

選択肢4. 各工事間の細かい作業工程の関連性が把握しにくい。

設問の通りです。

バーチャート工程表は多くの種類の作業工程の関連性が把握しづらいです。

作業工程の関連性が把握しやすいのは、ネットワーク工程表です。

まとめ

この設問は、バーチャート工程表の特徴について問われており、バーチャート工程表を実際に見てみることで理解が深まり、得点源になります。

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03

工程表にも形式によって種類があり、そのうちの一つのバーチャート工程表に関する記述です。

選択肢1. 工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。

各工種ごとで、単純な形式になっているので容易に作成できます。

選択肢2. クリティカルパスが把握しやすい。

誤りです。クリティカルパスは工事上で最も所要時間を要し、重点管理が必要な工程になります。バーチャート工程表では把握しにくいです。

選択肢3. 各作業の全体工期に与える影響度が把握しにくい。

各作業で単独で独立した記載の仕方になるので、把握しにくいです。

選択肢4. 各工事間の細かい作業工程の関連性が把握しにくい。

各作業で単独で独立した記載の仕方になるので、把握しにくいです。

まとめ

工程表の種類とそれぞれの特徴を覚えましょう。

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