大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問30 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問30(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( イ/ウ )に当てはまるものを選べ。

複数人がそれぞれプレゼントを一つずつ持ち寄り、交換会を開く。ただし、プレゼントはすべて異なるとする。プレゼントの交換は次の手順で行う。

手順
外見が同じ袋を人数分用意し、各袋にプレゼントを一つずつ入れたうえで、各参加者に袋を一つずつでたらめに配る。各参加者は配られた袋の中のプレゼントを受け取る。

交換の結果、1人でも自分の持参したプレゼントを受け取った場合は、交換をやり直す。そして、全員が自分以外の人の持参したプレゼントを受け取ったところで交換会を終了する。

(1)2人または3人で交換会を開く場合を考える。

(ⅰ)2人で交換会を開く場合、1回目の交換で交換会が終了するプレゼントの受け取り方は( ア )通りある。したがって、1回目の交換で交換会が終了する確率は( イ/ウ )である。
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この過去問の解説 (1件)

01

場合の数と確率の問題です。
 

公式をきちんと使えることも大切ですが、
数が少ない場合は実際に考えられるパターンを書いてみて、

自分の回答が間違っていないか確認するようにしましょう。

選択肢1. 1/2

2人をそれぞれA,Bと表記し、それぞれが持ってきたプレゼントをa,bと表記することとします。

また、プレゼント交換をする前、つまりAがa、Bがbを持っている状態を、(a,b)と表記することとします。

 

プレゼントの受け取り方のパターンは(a,b)もしくは(b,a)の2通り、

このうち1回目の交換で交換会が終了するパターンは(b,a)の1通りなので、

その確率は、1/2となります。

 

※公式を使用する場合

 2人のプレゼントの受け取り方は、並べ方を考慮して、2P1と表せます。

 1回目で交換会が終了しないパターンは、交換会前と並べ方が変わらない1パターンのみなので、

 その確率は、(2P1-1)/2P1=(2-1)/2=1/2となります。

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