大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問13 (数学Ⅰ・数学A(第2問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問13(数学Ⅰ・数学A(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

( アイウ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。

高校1年生の太郎さんと花子さんのクラスでは、文化祭でやきそば屋を出店することになった。二人は1皿あたりの価格をいくらにするかを検討するためにアンケート調査を行い、1皿あたりの価格と売り上げ数の関係について次のように予測した。

1皿あたりの価格:100円  売り上げ数:1250皿
1皿あたりの価格:150円  売り上げ数:750皿
1皿あたりの価格:200円  売り上げ数:450皿
1皿あたりの価格:250円  売り上げ数:250皿
1皿あたりの価格:300円  売り上げ数:50皿

この結果から太郎さんと花子さんは、1皿あたりの価格が100円以上300円以下の範囲で、予測される利益(以下、利益)の最大値について考えることにした。

太郎:価格を横軸、売り上げ数を縦軸にとって散布図をかいてみたよ。
花子:散布図の点の並びは、1次関数のグラフのようには見えないね。2次関数のグラフみたいに見えるよ。
太郎:価格が100、200、300のときの点を通る2次関数のグラフをかくと、図1のように価格が150、250のときの点もそのグラフの近くにあるよ。
花子:現実には、もっと複雑な関係なのだろうけど、1次関数と2次関数で比べると、2次関数で考えた方がよいような気がするね。

2次関数
y=ax2+bx+c  ・・・・・①
のグラフは、3点(100,1250)、(200,450)、(300,50)を通るとする。このとき、b=( アイウ )である。
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この過去問の解説 (1件)

01

正解は -14 です。

 

解く際の順序は

①式に代入する

②未知の値を1つにする

③連立方程式を作る

です。

 

①式に代入する

まず、y=ax2+bx+cに

3点(100,1250)、(200,450)、(300,50)を

代入します。

すると、以下の式が作られます。

 

(100,1250)を代入した式

1250=10000a+100b+c …式A

 

(200,450)を代入した式

  450=40000a+200b+c …式B

 

(300,50)を代入した式

    50=90000a+300b+c …式C

 

②未知の値を1つにする

未知の値a,b,cのうち1つを消して

連立方程式を立てたいため、

cを消します。

 

A-B

800=-30000a-100b

両辺を100で割って

8=-300a-b …式D

 

B-C
400=-50000a-100b

両辺を100で割って

4=-500a-b …式E

 

無事cが消えました。

式Dと式Eで連立方程式を作ります。

 

③連立方程式を作る

    40=-1500a-5b …式D×5 

―)  12=-1500a-3b …式E×3

       28=-2b

両辺を2で割って

  14=-b

 

よって答えはb=-14となります。

選択肢1. −13

不正解です。

選択肢2. −14

正解です。

選択肢3. −15

不正解です。

選択肢4. −16

不正解です。

まとめ

とりあえず、式と(x,y)が提示されたら、

代入してみることをお勧めします。

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