大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問41 (数学Ⅰ・数学A(第4問) 問4)
問題文
x、y、zについての二つの式をともに満たす整数x、y、zが存在するかどうかを考えてみよう。
(1)二つの式が
7x+13y+17z=8 ・・・・・①
と
35x+39y+34z=37 ・・・・・②
の場合を考える。①、②からxを消去すると
( アイ )y+( ウエ )z=3 ・・・・・③
を得る。③をy、zについての不定方程式とみると、その整数解のうち、yが正の整数で最小になるのは
y=( オ )、z=( カキ )
である。よって、③のすべての整数解は、kを整数として
y=( オ )−( クケ )k、z=( カキ )+( コサ )k
と表される。これらを①に代入してxを求めると
x=31k−3+{(【 シ 】k+2)/7}
となるので、xが整数になるのは、kを7で割ったときの余りが( ス )のときである。
以上のことから、この場合は、二つの式をともに満たす整数x,y,zが存在することがわかる。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問41(数学Ⅰ・数学A(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
x、y、zについての二つの式をともに満たす整数x、y、zが存在するかどうかを考えてみよう。
(1)二つの式が
7x+13y+17z=8 ・・・・・①
と
35x+39y+34z=37 ・・・・・②
の場合を考える。①、②からxを消去すると
( アイ )y+( ウエ )z=3 ・・・・・③
を得る。③をy、zについての不定方程式とみると、その整数解のうち、yが正の整数で最小になるのは
y=( オ )、z=( カキ )
である。よって、③のすべての整数解は、kを整数として
y=( オ )−( クケ )k、z=( カキ )+( コサ )k
と表される。これらを①に代入してxを求めると
x=31k−3+{(【 シ 】k+2)/7}
となるので、xが整数になるのは、kを7で割ったときの余りが( ス )のときである。
以上のことから、この場合は、二つの式をともに満たす整数x,y,zが存在することがわかる。
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この過去問の解説 (1件)
01
y=6-51k、z=26kー3を①に代入しましょう。
7x+13(6ー51k)+17(26kー3)=8
7xー13・51k+17・26k=ー19となります。
ここで51=17・3であるため、
ー13・51k+17・26k=ー39・17+17・26k
=ー13・17kとなり計算を省略できます。
計算の結果、7x=221kー19が得られます。
221=7・31+4、ー19=7・3+2であるため、両辺を7で割ると、
x=31kー3+{(4k+2)/7}となります。
数値が違います。
数値が違います。
数値が正しく正解です。
数値が違います。
共通テストでは煩雑な計算でも工夫の余地が残されていることが多いです。普段から工夫できないか考える癖をつけましょう。
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