問題
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「特別の教科 道徳」に関する記述として、小学校学習指導要領(平成27年3月一部改正)に照らして最も適切なものは、次の1~5のうちではどれか。
1 .
A教諭は、「特別の教科 道徳」において、情報モラルに関する指導に先立って、児童がコンピュータなどの情報手段に慣れ親しむことが大切であると考え、コンピュータで文字を入力するなどの具体的な操作に関する練習を主眼に置く授業を重点的に行うこととした。
2 .
B教諭は、「特別の教科 道徳」の授業を公開したり、授業の実施や地域教材の開発や活用などに、家庭や地域の人々、各分野の専門家等の積極的な参加や協力を得たりするなど、家庭や地域社会との共通理解を深め、相互の連携を図ることに努めた。
3 .
C教諭は、「特別の教科 道徳」となったことで特定の価値観を児童に指導することが重要であると考え、「道徳の時間」で行っていた児童自らが考え、理解し、主体的に取り組むことができるようにする指導から、教師自身の価値観を教える指導へと変更した。
4 .
D教諭は、「自然環境保全」、「社会正義」などの現代的な諸課題には多様な見方や考え方があるため、「特別の教科 道徳」ではこれらの課題の解決に寄与しようとする意欲や態度を児童に育てることは難しいと判断し、これらの課題は他教科の指導においてのみ扱うこととした。
5 .
E教諭は、「道徳の時間」では、伝統と文化、情報化への対応などの現代的な課題を題材とできるよう教材の開発に努めていたが、「特別の教科 道徳」では、教科書以外の教材は副教材を含め一切使用してはならないため、全ての指導を教科書のみで行うこととした。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成29年度(H30年度採用) 小学校に関する問題 問23 )