公立学校教員の過去問
平成29年度(H30年度採用)
共通問題 問22

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問題

公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成29年度(H30年度採用) 共通問題 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

「東京都教育施策大綱~東京の輝く未来を創造する教育の実現に向けて~」(平成29年1月)に示された「東京の将来像と目指すべき子供たちの姿」に関する記述として適切でないものは、次の1~5のうちのどれか。
  • 「生きる基盤となる力を子供たちが確実に身に付けることが必要である」とされ、さらに「不登校や中途退学についても将来的に不安定な雇用にもつながりかねず、一人一人の子供たちの強みとなる力を伸ばしていくことが重要である」と示されている。
  • 「世界中の人々とコミュニケーションを取ることができる能力や柔軟な思考に基づいた新たな価値を創造する能力を持ち、その力を生涯にわたり発揮する人材が、どの分野でも広範に求められる」ことになるということが示されている。
  • 「多様性を理解、尊重し、他者とともに新たな社会を築くという意識を持ち、そのために自分が何をするかを考えることができる、社会に貢献する自立した人間を育成することが大切である」と示されている。
  • 「人間として調和の取れた大人に育成していく上では、学校だけでなく家庭、地域が果たす役割は大きく、それぞれが互いに連携し、社会全体で子供たちの教育を推進することが重要である」と示されている。
  • 「子供たち一人一人に充実した幸せな人生を送るための力を身に付けさせる教育をいかに実現するか、また、これからの社会が必要とする人材を育成する教育をいかに展開するか、新しい時代にふさわしい教育の在り方が、今、問われている」と示されている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は 1 です。

1:適切ではない
「1 誰もが自ら望む教育を受けられ、可能性を伸ばせる社会の実現」には、
「生きる基盤となる力を子供たちが確実に身に付けることが必要である。 さらに、不登校や中途退学についても将来的に不安定な雇用にもつながりかねず、子供たちの社会的自立を支える取組の充実を図ることが重要である。」と書かれており、「一人一人の子供たちの強みとなる力を伸ばしていくことが重要である」とは書かれていないため誤りです。

2:「2 グローバル化の進展の中でたくましく生き抜く人間」に書かれています。

3・4:「3 共生社会の中で多様性を尊重し積極的に社会的役割を果たす自立した人間 」に書かれています。

5:「第1章東京の将来像と目指すべき子供たちの姿」のはじめに書かれています。

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02

1.正しい(適切でない)
「一人一人の子供たちの強みとなる力を伸ばしていくことが重要」の部分が適切ではありません。正しくは、「子供たちの社会的自立を支える取組の充実を図ることが重要」と示されています。この問題では、適切でないものを選ぶため、1.が正解です。

2.誤り(適切である)
「2 グローバル化の進展の中でたくましく生き抜く人間」にこのことが示されています。

3.誤り(適切である)
「3 共生社会の中で多様性を尊重し積極的に社会的役割を果たす自立した人間」に示されています。

4.誤り(適切である)
「3 共生社会の中で多様性を尊重し積極的に社会的役割を果たす自立した人間」に示されています。

5.誤り(適切である)
「第1章 東京の将来像と目指すべき子供たちの姿」の序文に示されています。

参考になった数1

03

正答は1(適切ではない)です。

「子供たちの社会的自立を支える取組の充実を図ることが重要」と示されていますが、「一人一人の子供たちの強みとなる力を伸ばしていくことが重要である」とは書かれていないため誤りです。

参考になった数1